あらすじ3年前から新しい戸籍を得て孤独な人生を送っていた千木良悠介(ちぎら・ゆうすけ)。謎の美少女・雨宮都(あめみや・みやこ)に会った夜、彼は忘れたはずの記憶を思い出す。その時、東京上空に正体不明の飛行物体が現れ突然空爆を開始する。実は悠介たちは昭和20年からタイムスリップしてきたデフォルターであり、飛行物体に対抗出来るのは彼らだけなのだ。都を守るため悠介は旧日本軍の戦闘機・彗星で21世紀の東京の空に飛び立つ。
サザンアイズの高田裕三先生が東京(というか浅草)を舞台に時空の歪みをベースに自衛隊や政府、国全体を巻き込んだ戦争時空ファンタジー、みたいな感じの作品。 残念ながら3巻は出ないようで…このクオリティで2巻打ち切りって何がいけなかったのやら。 ただ、鬼灯仮面をかぶった主人公とヒロインの都、そして同様に時空を越えて【厄災】と戦うメンバー達の過去の話などはよく練ってあったのだろうなぁと思う。2巻で急に話がまとめて押し寄せてきて情報が整理出来なくなってきたなーと思ったらTo Be Continued...って終わっちゃうんだもん、残念としか言いようがない。 ここまでの展開を5巻ぐらいまでで、その後全10巻ぐらいな内容だとちょうどよかったのではないだろーかと妄想。打ち切り作品の先を妄想するのもまた読者の権利かもしれない。現実逃避しよう。