あらすじ楽しい地獄がはじまる!?201×年3月――。記憶を失い、覆面で己を隠し続ける主人公・千木良悠介。平穏な日々に揺蕩いながらも拭えぬ孤独感に怯える日々だった悠介の前に突如現れた謎の少女・雨宮都。その出会いに呼応するかの如く舞い降りた妖しく煌めく一羽の鳥。運命の出会いは、逃れられぬ宿命をも引き連れて平和に溺れた東京を火の海に変えていく!!
サザンアイズの高田裕三先生が東京(というか浅草)を舞台に時空の歪みをベースに自衛隊や政府、国全体を巻き込んだ戦争時空ファンタジー、みたいな感じの作品。 残念ながら3巻は出ないようで…このクオリティで2巻打ち切りって何がいけなかったのやら。 ただ、鬼灯仮面をかぶった主人公とヒロインの都、そして同様に時空を越えて【厄災】と戦うメンバー達の過去の話などはよく練ってあったのだろうなぁと思う。2巻で急に話がまとめて押し寄せてきて情報が整理出来なくなってきたなーと思ったらTo Be Continued...って終わっちゃうんだもん、残念としか言いようがない。 ここまでの展開を5巻ぐらいまでで、その後全10巻ぐらいな内容だとちょうどよかったのではないだろーかと妄想。打ち切り作品の先を妄想するのもまた読者の権利かもしれない。現実逃避しよう。