第3巻は原作・松幸先生のSS「ちみっこアイドルと三色の風呂敷」を収録!そのSSの挿絵を西実さく先生が描き下ろした“めっかわ”な1冊です! ~STORY~ 京都で小さな食事処を営む加ノ原 秀尚。彼の店は稲荷神たちが集まる里と繋がっており、神様候補のチビ狐がわらわらやってくる。ある日、いなり寿司パーティー中に突然可愛い女の子・うーたんが現れる。薄緋いわく「人間の子供ではない」うーたんと、成り行きでしばらく一緒に暮らすことになった秀尚。どこから来たのか話さないうーたんの空腹と心を満たすため、秀尚は腕によりをかけて料理をするけれど…!?もふもふ×ごはんの癒しのスローライフ、期待のおかわり!
異世界モノでもふもふのキツネがいてご飯もでてきて……魅力的な要素を詰め込みすぎに思えるけれど、優しくて可愛くてあたたかい世界観に夢中になってしまいます。 職場のトラブルでどん底にいた料理人が、事故で稲荷神の里「あわいの地」にやってきてしまい、持ち前の料理の腕で稲荷神たちと打ち解けていくお話。 ちっちゃい見習い稲荷は可愛く、大人(?)の稲荷神はかっこよく、料理は全部美味しそうで幸せな気持ちになります。 ただ癒しの世界だけでなく、誰かに喜んでもらうことの幸せや辛いことの乗り越え方など大切なこともたくさん教えてくれます。 いちばんちっちゃい見習いのすーちゃんがとにかくかわいい。あと冷蔵庫のシステムがめちゃくちゃかわいいので見てほしい。