あらすじ悪名高い黒松屋を裁いた女形・気三郎(きさぶろう)は、その帰り道、同心・鬼龍院(きりゅういん)と遭遇してしまい、家まで尾行してきた佐吉(さきち)に自分は髪結いの気三郎の妹だと名乗る。その後、気三郎の部屋へ訪れたねずみは、そこで着物を脱いでいた女性を彼の恋人だと思い、気三郎の一人二役を濡れ場だと勘違いする。そして佐吉の報告を聞いた鬼龍院は、気三郎の妹だという女をひそかに監視して……!?