あらすじ

島本光は西新宿署の警部で、アダ名はプリンス。東大法学部出のキャリアだ。だが、ほかのエリ-トとは違い、彼は警部の身でありながら昇進には目もくれず、西新宿署に居続けている。そして、今日もマンションで発生した籠城事件の現場へ、一刑事として急行するのだった…。
プリンス 1巻

島本光は西新宿署の警部で、アダ名はプリンス。東大法学部出のキャリアだ。だが、ほかのエリ-トとは違い、彼は警部の身でありながら昇進には目もくれず、西新宿署に居続けている。そして、今日もマンションで発生した籠城事件の現場へ、一刑事として急行するのだった…。

プリンス(2)

大久保2丁目で殺人事件が発生した。被害者は鮫島清、20歳。どうも絞殺されたらしい。さっそく現場へ出向くプリンスと十兵衛。その殺された男の部屋でプリンスは、シャネルのバッグを発見する。大久保の絞殺事件は、ヤク絡みと判明し…。

プリンス(3)

新宿の裏道で中年の男が倒れていると通報があった。男の名は佐伯徹、45歳。大手銀行の課長だ。そしてプリンスは、名前を名乗らないで電話を切ったという通報者の存在が気にかかるのだった。佐伯徹の娘・さえこがクサいと感じた十兵衛は、ひとりでさえこの内偵をすすめるが…。