あらすじ
推しのおかげで生きていられる。でも、隣にいてほしいのは貴女。総勢10名の作家が描く同人活動を巡る女と女の物語。COVER ILLUST 大沢やよい ILLUST 伊月クロ COMICS くもすずめ/ヨルモ/ゆあま/めざし/雨水汐/散田島子/つつい/桐山はるか
推しのおかげで生きていられる。でも、隣にいてほしいのは貴女。総勢10名の作家が描く同人活動を巡る女と女の物語。COVER ILLUST 大沢やよい ILLUST 伊月クロ COMICS くもすずめ/ヨルモ/ゆあま/めざし/雨水汐/散田島子/つつい/桐山はるか
推しのおかげで生きていられる。でも、隣にいてほしいのは貴女。総勢10名の作家が描く同人活動を巡る女と女の物語。COVER ILLUST 大沢やよい ILLUST 伊月クロ COMICS くもすずめ/ヨルモ/ゆあま/めざし/雨水汐/散田島子/つつい/桐山はるか
同人活動というのは創作の楽しさという光の面と、人間関係の煩わしさという闇の面があると思っていて、 このアンソロの中だと、つつい(筒井いつき)先生の「さよなら私の星」という収録作がその闇の面を見事に描いていたなあと思いました。 他人を観察して、他人の喜ばれる感想を言い、必死に界隈でのコミュニケーションに奔走するミシシッピ(HN)……こういう同人女めちゃくちゃいそ〜!!!!そして最後は自分の本は読んでもらえず関係が途切れるところまで最高。 絵はかなり粗かったけど視点が独特で、だからこそつつい先生はプロでやられているんだなと思いました。 ヨルモ(高瀬わか)先生の作品は構成が見事。絵も可愛いし短いページ数ながらしっかり満足させられる完成度の高い作品でした。 散田島子先生は読切のダークな作風ではなく、最近の日常系というかポップな作風でした。 アンソロってあまり買わないんですが、色んな作家の同テーマの短編が読めるのはいいですね。