あらすじ

少子化の影響で経営が困難になる。ハードワークで有能な医師が辞めていく。危機的状況に瀕する現代日本の小児科医療。「子どもたちの心に寄り添いたい」……そんな熱い思いを胸に、土門小児科クリニックに勤務する朝比奈伴美。今日も朝比奈伴美は目の前の様々な困難に対峙しながら奮闘している。伴美の忙しい毎日を捉えた本巻は伴美の上司の米倉がハードワークで息子とすれ違う「父親失格」、有能な外科医がクリニックにやって来る「子ども嫌い」、たまの休暇も出先で仕事してしまった「胸騒ぎの温泉宿」等9編を収録。キツイ現場で頑張る伴美をどうぞ応援してやってください。
真夜中のこじか 1巻

17年前、弟の命を救ってくれた医師・土門大吾に強い憧れと感謝の念を持って小児科医になった朝比奈伴美。念願通り土門小児科クリニックで働き始めるが、24時間診療のその職場はまるで戦場のような忙しさでエース医師が退職する中、院長の大吾も過労がたたって病に倒れる。院長代理として現れた土門健吾は病院を独断で夜間専門の体制に変えてしまう。当初は24時間診療にこだわる伴美だが、肝要なのは24時間の病院を作ることではなく、24時間の医療体制を作ること、そして医療の質を上げる努力を忘れないことと気づく。慢性的な医師不足で危機に瀕する日本の小児医療の現場。未来を担う子ども達のため伴美は今日も奮闘する。

真夜中のこじか 2巻

慢性的な医師不足で危機に瀕する日本の小児医療の現場……新米小児科医・朝比奈伴美が勤務する土門小児科クリニックも例外ではなく、24時間体制から夜間専門に体制を変えた今も医師たちは忙しく働いていた。そんな伴美の奮闘の日々を捉えた本巻では、患児の父親とのほのかな恋心(?)を描いた「汚れたドレス」、バリバリのエリート研修医とその指導医に任命された伴美の奇妙な研修生活を描いた「招かれざる研修医」、人一倍頑張り屋の伴美が勤務中に過労がたたって倒れてしまう「アンビューバッグの夜」ほか、9編のエピソードを収録。子どもたちの心に寄り添う新米小児科医・朝比奈伴美の熱い日常が詰まった1冊です。

真夜中のこじか(3)

未来を担う子ども達を診察する小児科の現場は、慢性的な医師不足で危機に瀕している……新米小児科医・朝比奈伴美が勤務する土門小児科クリニックも例外ではなく、24時間体制から夜間専門に体制を変えた今も医師たちは忙しく働いている。そんな伴美の悪戦苦闘の日々を捉えた本巻では、保険未加入の親子の姿を描いた「病院へは行かない!」、転校つづきで心を閉ざしてしまった少年と伴美のふれあいを描いた「星空と少年」、以前土門小児科クリニックに勤めていた敏腕医師の娘の担当になって奮闘する伴美の姿を描いた「遠い処置室」ほか、9編のエピソードを収録。子どもたちの心に寄り添う新米小児科医・朝比奈伴美の熱い思いが詰まった1冊です。

真夜中のこじか(4)

「子どもたちを守ることは、明日を守ること」。しかし未来を担う子どもたちを診察する小児科の現場は、慢性的な医師不足で危機に瀕している……新米小児科医・朝比奈伴美が勤務する土門小児科クリニックも例外ではなく、24時間体制から夜間専門に体制を変えた今も医師たちは忙しく働いている。そんな伴美の悪戦苦闘の日々を捉えた本巻では、伴美の先輩医師・牧が担当した患児の死を巡る医療裁判を取り上げた「母の日記帳」、末期の小児癌患者と伴美のやりとりを描いた「奇跡」、伴美の心の師・土門大吾元院長が亡くなってしまう「嵐の夜に」ほか9編のエピソードを収録。子どもたちの心に寄り添う新米小児科医・朝比奈伴美の熱い毎日が詰まった1冊です。

真夜中のこじか(5)

少子化の影響で経営が困難になる。ハードワークで有能な医師が辞めていく。危機的状況に瀕する現代日本の小児科医療。「子どもたちの心に寄り添いたい」……そんな熱い思いを胸に、土門小児科クリニックに勤務する朝比奈伴美。今日も朝比奈伴美は目の前の様々な困難に対峙しながら奮闘している。伴美の忙しい毎日を捉えた本巻は伴美の上司の米倉がハードワークで息子とすれ違う「父親失格」、有能な外科医がクリニックにやって来る「子ども嫌い」、たまの休暇も出先で仕事してしまった「胸騒ぎの温泉宿」等9編を収録。キツイ現場で頑張る伴美をどうぞ応援してやってください。