あらすじ陸上競技から離れた喪失感を埋めるように、だんだん編み物にのめりこんでいく浜仲健斗。編み物過激派の黒葉類とともに手芸部に入部した彼は、文化祭に向けて難易度の高いウェアを編もうと挑戦する。そんなある日、類がネットで見つけた編み物動画――その配信者は、ふたりが通う学校の教師のようで……?ニッターであることを隠す教師、そしてクセが強い先輩たちの過去が明かされるエピソードも収録した、共感と感涙必至のクラフトライフストーリー。
編み物をしたことがないので、ニッターってそう言った意味なんだ。から始まりましたが、魅力的ですね〜 男子高校生と編み物ってのが言葉合ってるか分からないが、可愛らしいと言いますか。。 時間を忘れてしまうくらい没頭できるってすごく良いなぁ。 ただ編み物をするだけの物語ではなくて、陸上に勤しんできた主人公、健斗が怪我で挫折した時に出会ったのが編み物で、編み物の魅力を知ったり、編み物を通して今まできっと無縁だってだろう友人と出会ったり自分の人生と向き合い前に進むことが出来ていったり、たとえ失意の中にいても、その出来事は意味のある事だったんだと思える、とても奥深く思いのこもった作品だと思いました。