大好評だった1巻の発売から3ヶ月、早くも2巻の発売が決定! 戦国武将の記憶を持ちながら高校生活を送る女子高生たち。1巻は、上杉謙信の記憶を持つ上杉龍と武田信玄の記憶を持つ武田虎子のエピソードが中心で、2巻は、龍と虎子の友人たち(戦国時代では側近たち)のエピソードを描いている。山本勘助の記憶を持った山本助と柿崎景家の記憶を持った柿崎和泉など、戦国の世で宿敵であった彼女たちは、今世ではお互いに惹かれあっていた。これは、美しくも硬派な百合物語。1巻発売時のカウントダウンイラストや おまけのイラストもまとめて収録!
同じ学校に通う女子高生の上杉龍と武田虎子。 実は彼女たちはそれぞれ、龍は上杉謙信の、虎子は武田信玄の記憶を持ったまま生まれた、いわば「生まれ変わり」のような女の子たちでした。 この作品はそんな2人が現代で再び出会い、そして惹かれ合う様子を描く作品です。 見た目は女子高生でちゃんと現代の知識も持っているのですが、言葉遣いや性格は武将そのもの、という龍のと虎子2人。 そのアンバランスさのなかで、武将としての勇ましさと恋をする初々しさの両方を見せながら、2人が少しずつ互いに惹かれてゆく様子に尊さが溢れています。 また、2人だけではなく、それぞれの家臣だった武将の記憶を持つ女子高生たちも登場し、歴史ネタも上手く織り交ぜながら物語が進んでいきます そのため、当主と家臣という深い関係性を引き継ぎつつ、現代で新たな関係性を紡いでいく女子高生たちの群像劇としても面白い作品です 単行本は今のところ電子書籍のみでの発売ですが、もっといろんな人に読んでほしいと思える作品です。 1巻まで読了