あらすじ

ポンパドール侯爵夫人はブルジョワ達から集めた資金を使い、小劇場の増築に着手し、自らも役者として参加した劇は大成功を納める。数少ない公演のチケットは、争奪戦も繰り広げられる程の人気となる。ベルサイユの貴族達の心を掴む一方で、彼女を疎ましく思う勢力を本気にさせてしまう!!
かの名はポンパドール(1)

平民の出ながら貴族以上の教育を授けられ、その才知と美貌で後に事実上フランスの宰相となる女性、ポンパドール侯爵夫人。絢爛豪華な外見とは裏腹に様々な陰謀が巡らされるベルサイユで、ルイ15世の寵姫となった彼女の波乱に満ちた人生の幕が開く!!

かの名はポンパドール(2)

ポンパドール侯爵夫人はブルジョワ達から集めた資金を使い、小劇場の増築に着手し、自らも役者として参加した劇は大成功を納める。数少ない公演のチケットは、争奪戦も繰り広げられる程の人気となる。ベルサイユの貴族達の心を掴む一方で、彼女を疎ましく思う勢力を本気にさせてしまう!!

かの名はポンパドール(3)

フランス王室と微妙な関係にあるザクセン選帝侯領へ、王太子の妃選びの特使として派遣されたポンパドール侯爵夫人。大胆な発想と、その行動力でザクセン選帝侯の歓心を買うことに成功する。だが、夫人の華やかな外交デビューの影で、ベルサイユでは対立する大貴族達の新たな陰謀が蠢き始めていた!!

かの名はポンパドール(4)

友人としてルイ15世を支えていく事を決めたポンパドール公爵夫人。そんな彼女に届いた愛娘・アレキサンドリーヌの急死の報せ。悲しみにくれる夫人だが、時代の激流がそれを許さなかった。そしてフランスの実質的な宰相として奔走する彼女自身にも病魔という黒い影が忍び寄っていた!!