あらすじ2人の少女が、誰もいない朽ち果てた世界をセローで駆け回る大ヒットツーリングコミック!第6巻では、ヨーコとアイリが旅の途中でいったん立ち止まり、出発地点であるシェルターでの生活に思いをはせる。その後、旅は東北へ。いわきで化石掘りを、猪苗代湖で大物狙いの釣りを楽しみつつ、新潟の長岡へ向かうことに――。かつて世界が人であふれていた頃の活気や情熱を1つずつ拾い上げながら、2人の終末ツーリングはつづく。
表紙買いしました。 普段はそれほど終末世界を旅する系は読まないですが、これは買ってよかったなーと思いました。 主人公の2人以外登場人物はほぼ居らず、食料を探しに入った空き家のなかには、時折り人間の遺体があることも。悲劇的な状況にも見えますが、2人が至って明るく楽しそうに旅をしているのと、実在する場所を旅している(箱根、横浜、ビッグサイトなど)ため軽い旅行気分が味わえます。 主人公2人はかつてお姉さんがSNSにあげていた場所を巡っているのですが、3人の関係は本当の姉妹かどうかは謎。主人公のひとり・アイリは人間かどうかも…微妙。 そういう細かいところや、もしかしたら生きてる人が居るかも?というところで1巻が終わってるのも気になりますが、単純に2人が荒廃した日本をバイクで旅するだけでも十分読み応えがあります。