あらすじ広告代理店で働く亜生(あお)は、「上手くやる」をポリシーに平穏な日々を過ごしている。だが昔捨てたはずの“夢”である「漫画」に仕事で関わることで亜生の夢が動き出し…? アラサー女子が夢に挑戦するワーキングストーリー第1巻!
ボーダレスネームのあらすじ広告代理店で働く亜生(あお)は、「上手くやる」をポリシーに平穏な日々を過ごしている。だが昔捨てたはずの“夢”である「漫画」に仕事で関わることで亜生の夢が動き出し…? アラサー女子が夢に挑戦するワーキングストーリー第1巻!
プロ意識を問われる“妥協“という踏み絵を前に、あなたはどう行動する?『ボーダレスネーム』|東京マンガレビュアーズnote.comボーダレスネーム 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) www.amazon.co.jp 627円 (2021年12月20日 12:23時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 【レビュアー/おがさん】 『ボーダレスネーム』は欲張りな作品だ。広告代理店でデザイナーとして働きながらも漫画家を目指す主人公・亜生(あお)のように、2巻完結の本作には無数のテーマが詰め込まれ、谷中分室先生の読者に伝えたいという意思を強く感じる。だから大好きだ。 「少年ジャンプ+」で連載されていた本作は、ジャンルでいうと
[Episode.01]ボーダレスネーム - 谷中分室 | 少年ジャンプ+少年ジャンプ+モットーは“うまくやる”ことの亜生は現状維持で毎日を過ごしていた。けれどある日、ひとつの仕事依頼をきっかけに、昔捨てたはずの夢を思い出す——漫画家になる——アラサー女子の新たな【夢】へのチャレンジが始まる!!
広告代理店で働く31歳の女性・片山津亜生(かたやまづ あお)は、かつてはマンガ家になることを夢見ていたのですが、ある出来事からその夢を諦め、就職してキャリアを重ねるうちに、仕事を"上手くやる"ことを覚え、忙しくも平穏な日々を過ごしていました。 そんなある日、マンガ雑誌の50周年の広告の仕事を依頼されたことで、彼女が"マンガを描くこと"への思いを再燃させる、という物語です。 かつて諦めた夢を再び追い始めるという物語ではあるんですが、この作品は主人公の亜生が夢に一直線に邁進するのではなく、仕事を続けながら少しずつマンガを描き始めるという形で物語が進みます。 そのため、彼女が仕事に対して向き合っていく姿と諦めていたマンガに対して再び向き合おうとする姿、異なる2つの熱量の両方を1つの物語の中で描いている作品であり、今夢を追っている人、仕事を頑張っている人、どちらにも刺さる内容になっています。 この作品はどちらかといえば女性向けの作品として描かれてるように思うのですが、連載されているのが集英社のジャンプ+で、そういう意味ではジャンプ本誌のキーワードである「友情・努力・勝利」をそのまま引き継いで描いている作品のように感じました。 1巻まで読了