主人公は31歳の女性ですが、内容は少年ジャンプにふさわしい。
「夢を諦めない」今どきそんな言葉響かないよと思いきや、この漫画からはそのメッセージが不思議と受け入れられた。

漫画内では主人公が、何があっても諦めず立ち上がる漫画の主人公たちに感化され、漫画家をもう一度目指す決意をしますが、この「ボーダレスネーム」そのものが、まさに主人公が影響を受けた漫画のように、読者に夢を与える存在になるんだろうなと。いわゆる連鎖のようなものが起きると思います。
続きが楽しみです。

Web掲載情報

ボーダレスネーム
31歳、一度は諦めた夢に再チャレンジにコメントする
ボーダレスネーム
"夢"も"現実"もしっかり見つめて #1巻応援
ボーダレスネーム 谷中分室
sogor25
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広告代理店で働く31歳の女性・片山津亜生(かたやまづ あお)は、かつてはマンガ家になることを夢見ていたのですが、ある出来事からその夢を諦め、就職してキャリアを重ねるうちに、仕事を"上手くやる"ことを覚え、忙しくも平穏な日々を過ごしていました。 そんなある日、マンガ雑誌の50周年の広告の仕事を依頼されたことで、彼女が"マンガを描くこと"への思いを再燃させる、という物語です。 かつて諦めた夢を再び追い始めるという物語ではあるんですが、この作品は主人公の亜生が夢に一直線に邁進するのではなく、仕事を続けながら少しずつマンガを描き始めるという形で物語が進みます。 そのため、彼女が仕事に対して向き合っていく姿と諦めていたマンガに対して再び向き合おうとする姿、異なる2つの熱量の両方を1つの物語の中で描いている作品であり、今夢を追っている人、仕事を頑張っている人、どちらにも刺さる内容になっています。 この作品はどちらかといえば女性向けの作品として描かれてるように思うのですが、連載されているのが集英社のジャンプ+で、そういう意味ではジャンプ本誌のキーワードである「友情・努力・勝利」をそのまま引き継いで描いている作品のように感じました。 1巻まで読了
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