あらすじ長き革命の一夜が過ぎ、祝祭の朝が訪れる。パリの街は謝肉祭に沸き、コゼットとマリユスはついに結ばれ幸せの絶頂にあった。そんな中、最愛のコゼットの幸せを願うヴァルジャンは一人暗闇へと身を引くのだった。宿敵テナルディエによって全ての真実が明らかになる時、数奇な運命をたどった哀れな男の物語は終幕へと向かう―――
原作が世界的名著なので様々な漫画版は存在しますが、本書はダイジェストにならないボリュームが確保されていて(8巻分)、忠実かつ圧巻の再現度です。今現在漫画で読むなら本書以外は推すのに気が引けて、漫画化されてないorされていても微妙な出来の世界的名著も多い中でその存在は幸せだなと思えます。