かつて出版社のNO.1セールスマンだった川畑社長は、1977年に沖縄教育出版を設立。その後、ガンを発病し見事復活を果たすものの、不安を感じた社員は半数が続々と退社し、数億円もの借金を抱えた上に、事業資金をひったくられるなど、数々の逆境が……。逆境の中で学んだことを活かして「人の幸せと健康に役立つ仕事を」と1993年、薬草事業部沖縄自然薬草センターを開設。沖縄県産素材を使った健康食品や化粧品は新聞などの広告による通信販売のみの営業にも関わらず、顧客への徹底したアフターフォローによって、売上の約9割がリピーターの注文となっており高業績につながっています。話題になっているのが、「日本一長くて楽しい朝礼」。歌やダンス、寸劇なども飛び出すユニークな朝礼を通して、一人ひとりの個性と主体性を引き出し、全国から同社を訪れる見学者は大手企業の幹部を始め、年間500人以上。障がい者雇用にも力を入れ、「従業員一人ひとりが輝く経営」から生み出される社員のやる気や元気は、結果として業績に大きくプラスになっており、その取り組みはテレビや雑誌・新聞等で取り上げられています。「全員主役の感動創造企業」=「共に育つメダカの学校」=「沖縄教育出版」をのぞいてみてください。