あらすじ高遠静(たかとお・しずか)の生存を知った今日子(きょうこ)からの思いがけない依頼――。全ての答えは、魔の山にある!山に囚われ、山に救われた男の物語。完結!!【魔の山ナンガ・パルバット】1953年、ドイツ・オーストリア隊によって初登頂されるまで、31人の人命を奪い、『魔の山』と恐れられた山、ナンガ・パルバット。高遠は、ゲリラに囚われた、かつて自分が死なせた友・健二(けんじ)の父親を救うため、ドクターを装い魔の山へと踏み込む!!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山岳漫画にハマって何作か読んだことがありますが、それらと比べても「傑作!!」と断言できる面白さでした。松本剛先生は描けないものないんだな。 ・特に好きなところは? 2巻の健二が亡くなるシーンがすごかった…。余計なものを削ぎ落としたシンプルな描写だからこそ伝わる緊迫感と絶望感があった。漫画は奥深いと思いました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 個人的には「孤高の人」「神々の山嶺」より好きかもしれません!