あらすじ座敷わらしとしてコテツ青年を見守る日々を送っている花緒。しかしある日、アクシデントからコテツは家を失ってしまう。座敷わらしとしてコテツを守りぬく決意の花緒だが、コテツが新居に選んだのは…まさかのドイツ、しかもシェアハウス! これってどこまで自分の家なの? しかも異国には異国のあやかしがうじゃうじゃいるし! ドイツで新たに絵本作家を目指し始めたコテツと、棲む世こそ違えどひとつ屋根の下を共にするあやかしたち。そんなシェアハウスの日常は、毎日がハプニング&サプライズ!
海外に住んでいる漫画家さんのエッセイが好きだと書き込んだ時にオススメして頂いた「とつげきドイツぐらし!」を先に読んでいたので、白乃雪先生がドイツを舞台に漫画を描かれていると知ってトキメキました! 絵本作家を目指して留学したコテツに付いて(憑いて?)座敷わらしの花緒もドイツにやって来ます。グリム童話が生まれた地であるドイツには古くから物の怪がたくさんいてコテツにとって創作の刺激になっていますが、取り憑かれやすい体質なので花緒が守ってあげるというお話です。 日本の妖怪である花緒が西洋の妖怪と出会って異文化交流するのがとても面白いです!!コテツは色んな国の人とシェアハウスで暮らしているのですが、同居人達も自分の出身国の物の怪を連れて(憑いて?)きてしまっていて、登場するのがドイツの妖怪に限らないところがまたいいです。現代ですね〜。 個人的には花緒がおじゃる丸みたいで可愛いなと思ってます。癒される…。