あらすじ
終末後の世界に、人々が熱狂する最凶の娯楽があった――。それは、義鎧と呼ばれる特殊機械で殺し合い、“最強”を決める、六道(ろくどう)トーナメント。チャンピオンは富、名声、力を手に入れ、まさに世界の王様になる。一方、華やかなトーナメントとは程遠いスラムに、少年・縁は、捨てられた義鎧を売って生きていた。ある日、義鎧の人体実験に巻き込まれ、絶体絶命の状況に陥った縁は……。“最底辺”の少年が、“最強”に出逢ったとき、世界は一変する! 『童子軍鑑』の小田世里奈が描く、最強決定成り上がりバトルアクション、ド派手に開幕!
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今日からgood!アフタヌーンで始まった『童子軍鑑』小田世里奈先生の新連載。相変わらず世界観が壮大ですごい。人間が地下に住むようになった未来っていうのはかなりベタな設定だけど、その猥雑で混沌とした世界を魅力的に描く画力は流石。 ・環境汚染により人類が数百年間にわたって地下に掘った巨大な縦穴で暮らしている世界 ・主人公は最下層にあるスラムに住む少年 ・機械を体に埋め込む「番装義凱」という技術を用いて殺し合う六道トーナメントが最大の娯楽 ・信じていた人に利用されて捨てられる とまあ1話に魅力が詰め込まれまくり。 主人公・縁の純粋な好意と尊厳をフルスイングでズタズタにする凄まじい1話で徳弘正也と同じ匂いを感じた…。続きが無茶苦茶楽しみ。