あらすじ

第四次勇魔大戦において、勇者の代わりに秘密裏に魔王を倒した代行人・トゥエイトは、今までかかわりのなかった「人並みの日常」を知るべく、王立ビルダーズ学園普通科に入学した。トゥエイトは街で騎士団が襲撃された現場に向かいながらも、さらに手薄になっていく学園の警備に懸念を募らせていた。少しずつ明らかになった一連の事件の黒幕像。トゥエイトはついに正体を突き止め、その苦しみも、絶望も、真っ向から受け止めて剣を振るう――!戦うための力でなく、平和に生きるための力。魔王なき後の世界で見つけた「日常」がここにある。語られぬ英雄が闇を拓く!
影の英雄の日常譚(1) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

勇者と魔王が転生の度に生存と権力をかけて争う〈勇魔大戦〉。4度目の大戦も勇者が魔王を倒した…のは表向きの事実。魔王討伐を果たした真の英雄は、依頼があればどんな敵でも殲滅する影の代行人・トゥエイトだった。大戦後、語られぬ英雄として平穏な生活を送ることを望んだトゥエイトは、王立ビルダーズ学園「普通科」への入学を希望するが――?平和な日常を守るため、語られぬ英雄が闇を狩る!!

影の英雄の日常譚(2) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

第四次勇魔大戦において、勇者の代わりに秘密裏に魔王を倒した代行人・トゥエイトは、今までかかわりのなかった「人並みの日常」を知るべく、王立ビルダーズ学園普通科に入学した。有名騎士団の合同演習会場に学園が選ばれ、生徒たちが盛り上がる中、友人・エリシアの様子が一変する。彼女はかつて父を死に追いやった黒幕も演習に訪れると知り、破滅的な復讐心にとらわれていた――。きっとこれは、誰かのためでなく自分のため。語られぬ英雄が闇に舞う!

影の英雄の日常譚(3) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

第四次勇魔大戦において、勇者の代わりに秘密裏に魔王を倒した代行人・トゥエイトは、今までかかわりのなかった「人並みの日常」を知るべく、王立ビルダーズ学園普通科に入学した。かつて所属していた組織の元上司からの依頼で、身分を隠して学園に通っている他国の王女の護衛任務を請け負うことになる。周囲にも、王女本人にも悟られてはならないこの任務は、どこか違和感を覚えるもので――?あの日から、優先すべきはいつだって目の前の日常だった。語られぬ英雄が闇を駆ける!

影の英雄の日常譚(4) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

身分を隠して学園に通う他国の王女の護衛任務を秘密裏に請け負っていたトゥエイトは、突然の護衛任務終了に嫌な予感を覚えた。王女を巡る争いから守るため、王女とトゥエイト、二人きりの逃避行が始まる――。

影の英雄の日常譚(5) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

第四次勇魔大戦において、勇者の代わりに秘密裏に魔王を倒した代行人・トゥエイトは、今までかかわりのなかった「人並みの日常」を知るべく、王立ビルダーズ学園普通科に入学した。大戦の影響で中止していた学園行事「魔法競技祭」が再開されることになる。生徒たちが出場種目の検討を始める中、自身の魔力運用に偏りがあると感じていたトゥエイトは、新たな魔法を獲得したうえで競技祭に臨むことを決意する。一方で、学園の中に侵入者の気配を察知して――?日常を歩む一人の人間として、守りたいものがここにある。語られぬ英雄が闇を穿つ!

影の英雄の日常譚(6) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

第四次勇魔大戦において、勇者の代わりに秘密裏に魔王を倒した代行人・トゥエイトは、今までかかわりのなかった「人並みの日常」を知るべく、王立ビルダーズ学園普通科に入学した。新しい魔法具を入手し、魔法競技祭に向け準備をする一方で、内通者によって学園に侵入したとされる不審者排除のために、友人たちと密かに活動していた。内通者の正体や理由もはっきりしないまま、学園の警備を指揮する生徒会の動きもどこか不可解で――?兵士としてではない、学生としての自分が平和を守るために必要なものは――。語られぬ英雄が闇を追う!

影の英雄の日常譚(7) 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。

第四次勇魔大戦において、勇者の代わりに秘密裏に魔王を倒した代行人・トゥエイトは、今までかかわりのなかった「人並みの日常」を知るべく、王立ビルダーズ学園普通科に入学した。トゥエイトは街で騎士団が襲撃された現場に向かいながらも、さらに手薄になっていく学園の警備に懸念を募らせていた。少しずつ明らかになった一連の事件の黒幕像。トゥエイトはついに正体を突き止め、その苦しみも、絶望も、真っ向から受け止めて剣を振るう――!戦うための力でなく、平和に生きるための力。魔王なき後の世界で見つけた「日常」がここにある。語られぬ英雄が闇を拓く!