あらすじ遠慮なく苦言を呈す光國を疎み、将軍・綱吉は様々な嫌がらせをするが、光國は意に返さない。名を光圀と改め、ついに隠居して水戸の山中に移り住むことにした光圀だが、家老・藤井紋太夫の怪しい動きを察知し…。
テレビドラマ水戸黄門のニコニコしたおじいちゃんのイメージしかなかったですが、実際の光圀公は文武両道で剛腕バリバリに政治をしてた人なんですね。明から儒学者を招いて意見交換しながら「あなたがこの国の王だったらよかったのに…!」と言われてるシーンがかっこよかったです。この中国の偉い人が光圀公にうどんを振る舞ってもらったお返しにラーメンを手作りして食べさせていて、トリビアの泉で紹介されていた「日本人で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門」ってこれか〜!と感動しました。ドラマのように全国を巡りながらの世直しはしてなかったけど、兄や妻への情の深さからもああいうキャラクターが生まれたきっかけが垣間見れたような気がします。