あらすじ

県大会出場を賭け白熱するスグルと鄭の試合。ゲームカウント1対1で迎えた最終セットは、20対19とスグルのリードでいよいよマッチポイントを迎えた。ここで鄭が見せた完璧なバックスマッシュを、スグルは見事に打ち返す。遂に熱戦に終止符が打たれ、玉磨は勝利を収めた!悲願の打倒彩華を果たした玉磨温泉高校は…。
球魂 1巻
かつて温泉街として栄えた玉磨温泉村は、過疎化の波にさらされていた。村長である父親の手紙によりドイツ留学から帰国した明彦は、故郷・玉磨温泉村のさびれぶりに愕然とする。そんな彼に父は、村の活力を取り戻すため、卓球選手となることを命じる。明くる朝、早速明彦は玉磨温泉高校卓球部の部室に顔を出すが…。
球魂 2巻
スグルの出現、喜六の玉磨校コーチ就任に危機感を抱いた彩華校の堂本監督は、中国から「鉛の打球」の異名をとった天才選手・鄭龍飛を留学生として招く。通訳と共に彩華の練習所に現れた鄭は、部員たちに歓迎されていないことを見て取る。おもむろにラケットを取り出し、台に着いて部員たちを兆発する鄭は…。
球魂 3巻
玉磨温泉高校の2勝0敗で迎えた団体戦第1回戦、スグルと明彦のダブルスが遂にデビューを果たす。公式戦は初めての明彦だが、対戦相手の死角を突くスマッシュが次々と決まり、大差のリードを奪う。その様子を見ていた鄭は、険しい表情をしてウォーミングアップに出てゆく。一見、地味に見えるスグルのプレーが、緻密な計算によって試合を制していることを見て取ったのだ…。
球魂 4巻
団体戦2回戦、シングルの試合を連取した玉磨温泉高校は、切り札・スグルと明彦のダブルス戦で荒本高校を圧倒。荒本高の石黒・氷室組にほとんど卓球をさせないまま第1セットを完封する。負けると後がない荒本高は、エース・石黒の意地に望みをかけるが…。2回戦を突破した玉磨高だが、部長の細川はついに出番なし。ほとんど補欠と変わらない状態に憤慨した細川は…。
球魂(5)
団体戦準決勝・梅沢戦を、スグルなしのオーダーで臨んだ玉磨温泉高は、シングルの橘と鎌田が梅沢高に2連敗…。しかし、ダブルスで部長の細川と橘の即席コンビが大活躍!細川が磨き上げた「大仏サーブ究極奥義」で多田仁兄弟を打ち破る。続く鮫島も勝ち、2対2に。ラストは梅沢の最終兵器・蝶本。すべては細川にのしかかる…。
球魂(6)
彩華VS玉磨の団体戦決勝、玉磨の先鋒を務めるキャプテン・細川は、彩華・竹崎を相手に1セット取り返す。勢い付く玉磨ベンチ。だが、彩華の堂本監督は竹崎の頬を殴り、正気を取り戻させる。そして迎えた第3セット、細川と竹崎の意地が、真っ向からぶつかり合う!彩華と玉磨の戦いは続き、遂に彩華の鄭龍飛がダブルス戦に姿を現す…。
球魂(7)
お互いの意地をかけた、玉磨VS彩華の団体戦3回戦。ダブルスに登場した彩華の秘密兵器・鄭だったが、パートナー・竹崎と息が合わず第1セットを橘・細川組に先取される。ところが続く第2セット、鄭がサポートに徹した途端、竹崎に返ってくる打球は全てドンピシャの絶好球に。格の違いを悟った竹崎は、今度は自分がサポート役に回り…。
球魂(8)
全国大会出場を賭け白熱するスグルと鄭の試合。玉磨を確実に勝利に導くため、手堅い卓球をしてくるスグルに、鄭は「この腰抜けが!」とイライラが爆発。スグルを完膚なきまでに叩きのめそうとする。みるみるリードを広げられ、窮地に陥ったスグル。しかし、このピンチにスグルは練習を重ねてきた必殺のブラインドを見せ、反撃を開始する。
球魂(9)
県大会出場を賭け白熱するスグルと鄭の試合。ゲームカウント1対1で迎えた最終セットは、20対19とスグルのリードでいよいよマッチポイントを迎えた。ここで鄭が見せた完璧なバックスマッシュを、スグルは見事に打ち返す。遂に熱戦に終止符が打たれ、玉磨は勝利を収めた!悲願の打倒彩華を果たした玉磨温泉高校は…。
球魂(10)
蜂地高との対戦となった群馬県大会1回戦。玉磨はまずスグルが、蜂地高の3年生・碇と対戦する。しかし玉磨はジッちゃんの指示により、各自が禁じ手を決められていた。スグルはスマッシュ、鮫島はバック、鎌田はカットのみで戦わねばならず、明彦は敵の打球が自分のふとももから下に落ちるまで球に触れることを禁じられ、細川は必殺の大仏サーブを禁止されて…。
球魂(11)
群馬県大会2回戦。玉磨は神天堂高校と対戦する。依然として各自が禁じ手を決められたままだったが、シングルで、スグルと鮫島が、そしてダブルスで橘・鎌田組が勝ち、3対0のストレートで3回戦進出を決める。次の相手は、いよいよ強豪・明光大付属だ。しかし、その大事な一戦を前に、ジッちゃんが倒れてしまう…。
球魂(12)
玉磨対明光の対戦となった、インターハイ予選群馬県大会Bブロック代表決定戦。両校ともに2勝2敗で迎えた最後の対戦で玉磨は、スグルが宿敵・トミシンを迎え撃つ。ファーストゲームを21対2で取ったスグルは、セカンドゲームでも1球に込める魂の重みの差を見せつけ、トミシンを、そして明光の伝統をも粉砕。名門・明光を倒した玉磨は、ベスト4に進出する。
球魂(13)
「荻原杯国際卓球選手権」に出場中のスグル。初戦で世界ランク19位というアルゼンチンのガリクソンを、2回戦では中国の国民的英雄・王白林を敗り、いよいよ超ド級のスター選手、モーガン・ハルケットとの対戦を迎えた。モーガンは試合開始早々、必殺技「ナックル・ブリザード」を繰り出し、スグルに力の差を見せつける…。
球魂(14)
玉磨温泉村の消滅、玉磨温泉高校の廃校という辛い現実を知らされ、苦悩しながらも「荻原杯国際卓球選手権」で勝ち進むスグル。準決勝でジミー・リンと対戦するが、ファーストゲームを落としてしまう。どうやら心身共に疲労が重なり、熱が出てしまったようだ。一方玉磨卓球部は、スグル不在のままインターハイ準決勝に進出する。
球魂(15)
インターハイ決勝で、これまで9連覇中の強豪・青森帝桂高と対戦する玉磨。鮫島、鎌田が連勝し、日本一へあと一歩と迫った。続く細川・橘組VS木世田・麻生のダブルスも玉磨がリードし、勝利は目前。だがここから青森帝桂は王者の意地を見せる。土壇場で本領を発揮しだした木世田の前に、玉磨は逆転負け。続く細川、スグルのシングルに望みを託す。
球魂(16)
玉磨温泉村の存亡をかけて、玉磨高VS彩華高のダブルス対決が行われることになった。玉磨が勝てば村は存続、逆に彩華が勝てば玉磨温泉村は彩華に編入される。この重大な試合に彩華は、世界を飛び回り腕を磨いてきた鄭竜飛と、秘密兵器・張令順の中国留学生コンビを送ってきた。対する玉磨はスグルと明彦が迎え撃つ…。
キイチDA GOAL!!!

キイチDA GOAL!!!

日本代表から一般チームまで大きく門戸を開くサッカー村。今年こそ孤独な夏を終わらせるため、浜田喜一少年はアピールをするが泣かず飛ばずで……。そんな時に何気なく繰り出したのは、なんと超神業リフティング!? 一瞬で強豪ユースチームの空気を変え、少年の夏は今動き出す――― 痛快かつ爽快な蹴球漫画ここに見参!
神光援団紳士録

神光援団紳士録

神光高校は、甲子園球場など、スポーツの名門校。当然、それを支える応援団も筋金入りだ!!新入生として神光に入学した杉山ヒデキチは、チアガールの薫にひと目ボレ。彼女に接近したいがために、応援団への入部を決意する!!
極(キョク)リーマン

極(キョク)リーマン

▼第1話/南極転勤▼第2話/開発部の青びょうたん▼第3話/危険地帯▼第4話/浮上型雪上車▼第5話/エンジニアにとって▼第6話/憧れの大地▼第7話/観測旅行(フィールドワーク)▼第8話/半壊小舎とブリザード▼第9話/人と人…▼第10話/ケダモノBLUES●主な登場人物/高木太朗(自動車や雪上車のエンジンを開発する会社・ニスズのエンジニア。南極越冬隊設営機械班の一員に任命され、1年半の南極勤務に就く)、黒田優作(雪上車輛を製造する地方の小さな会社・小原鉄工の技術者。太朗と組んで仕事をする。とぼけたところもあるが腕は確かで、頼りになる人。34歳)●あらすじ/ニスズ社は自動車開発と共に、南極観測隊の使用する雪上車のエンジン開発も手掛けている。その整備にはプロのエンジニアが必要とされ、ニスズは毎年選りすぐりの精鋭を南極昭和基地に送り込んでいた。そして今年、1年半の長期に及ぶその任務を託されたのが、若手エンジニアの高木太朗だ。太朗は突然の転勤辞令に大いに戸惑うが、不安と希望を胸に南極へ向かう(第1話)。●本巻の特徴/何から何まで初体験となる、極寒の地での仕事と生活。太朗は様々な分野での技術者集団である「設営」の面々や、変わり者の多い「学者」たちと共に、閉ざされた環境での人間関係の難しさや自然の驚異と闘いながら、大きく成長していく。綿密な取材をもとに、通常我々が知ることのできない場所での物語をリアルに描いた、ヒューマニズム溢れる作品の第1集。●その他の登場人物/伊藤ジロー(南極越冬隊隊長)、天谷(設営主任)、田代源(設営班の大工の棟梁)、吉野(前年から南極にいるニスズの社員。太朗の先輩)、木村(巨漢のパイロット。通称コング)、芦沢広樹(協調性に乏しい生物学者)、滝川綾(女性生物学者)、西岡由美子(氷山気水圏専攻の学生。極端な男嫌いで知られる変わり者)、理恵(太朗の恋人。日本で太朗の帰りを待つ)
なでし ~いだてん百里~

なでし ~いだてん百里~

地を撫でるかのように速く、山から山へと駆け抜ける山の民・撫衆(なでし)!半兵衛は行き倒れていたところを拾われた、俗落ちの身であったがその強さと速さはずば抜けていた。徳川泰平を目前にした時代に生きる半兵衛は、その身体能力を買われ権力者の手先となることを強いられるが……!?山田風太郎の原作を元に描く、傑作アクション時代劇!!
プリンシパル 諭吉の学校

プリンシパル 諭吉の学校

経済界の風雲児にして、「未来の指導者」と謳われる投資会社社長・錦織諭吉には離婚で手放した愛娘・真衣がいた。10年ぶりに偶然、彼女を見つけた彼は、娘の通う緑小が超問題校と知り、突如会社を辞め、緑小校長となる。たった一人の娘の為に…、諭吉の劇的学校改革が幕を開ける…!!
キイチDAGOAL!!!

キイチDAGOAL!!!

部員が揃わないために、与えられたグランドの練習スペースが全然ないサッカー部に在籍する主人公・キイチは、ひたすら一人でテクニック(足技)を磨き続けることで、仲間を求めてJヴィレッジへとやってきた! そこでJ1クラブ、SC東京のJr.ユースチームと出会い、キイチのサッカー人生が切り開かれることに…!?
神光援団紳士録

神光援団紳士録

名門スポーツ高校である神光高校の応援団に、チアリーダーへのナンパ目的で入団した主人公・杉山ヒデキチ。しかし、応援団の先輩たちや仲間たちと接していくうちに、ナンパ目的から、熱い熱い応援団の魂を引き継いでいく真の男になり…。
ザ・ファンドマネージャー

ザ・ファンドマネージャー

ファンドマネージャー(FM)とは株等の銘柄を選定し、多くの投資家から集めた資金をダイナミックかつリスク分散して運用する投資のプロをいう。凄腕FM沢村竜之介と新人・吉永亜里砂の凸凹コンビは、可能性を秘めた“本当によい企業”を探すべく、日々奮闘中! 混沌の資本主義市場で正義と理念を追求する…!!
球魂
クソ田舎の温泉街の高校卓球部が下剋上!
球魂 岩田やすてる
名無し
無料漫画で見つけた作品。名前も聞いたことなかったけど1巻読んでみたらメッチャ良かった! 絵柄がなんというかヤンキー漫画っぽいというかザ・青年誌って感じで明らかにスラダンの強い影響も感じる。キャラデザは少年誌らしく大胆にデフォルメしたキャラもいて、ちょうど少年誌と青年誌の中間という感じで掲載誌が謎だなぁと思いながら読んだ。(実際自分が一度も読んだことのない、今はなきヤングサンデーだった) ・山奥で卓球の修行ばっかりしてた小柄なメガネ・スグル ・運動能力抜群でドイツ帰り(※サッカー)の運動神経抜群素人・明彦 ・闘争心抜群の下手くそ ・「テナガザル」と呼ばれるのがトラウマの腕の長いカットマン ・器用だけどスタミナゼロのデブ …というメンバーのバランス感覚が絶妙で、特にW主人公のビジュアルの対比が最高に漫画っぽくて好き! (序盤で他の3人を「卓球顔」呼ばわりするとこで不謹慎だけど笑ってしまった) 卓球勝負に負けた明彦がスグルのことをソッコーで「ご主人様」呼びしてて、その潔ぎよさと爽やかさが良かった。照れながらペアを申し込むスグルも素敵。 そもそも「卓球=温泉」という設定がうまいし、展開もド王道部活スポーツ漫画なのも「これこれ〜!」という感じだし、ワクワクしながらあっという間に1巻読んでしまった。 自分の知らない面白いスポーツがまだまだあるんだなぁ。