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19世紀末の英国。混沌と秩序、富と貧困が攪拌した世の中に生まれた少年・ルワンダが起こす数多の事件。深い孤独の闇から彼が導かれる、運命の行き先に待つものとは!? SNSで大好評を博した読み切り版を、大幅な加筆・修正を加えて連載作品とした、俊英・野原もさえが描くノワールコミックの新境地！
ミッドウィンターが統括する殺し屋組織に属することになったルワンダは、組織のメンバーのメイ・グリックマンと出会う。メイと彼の息子ケビンとの、愛情あふれる関係性に言い知れぬ不快感を感じるルワンダ。そんな中、殺し屋組織にギャング団を殲滅する仕事が舞い込み、ルワンダは組織の「怪物」と呼ばれる男と戦うことになる…。19世紀の英国を舞台に、殺人鬼の少年の生き様を描くノワールコミック第２弾！
ルワンダと共に殺し屋組織に属するイヴァン。彼には貧困によって見境を失った父親に裏切られた、悲しい過去があった。しかし、殺伐とした環境で彼が渇望するものは、失ったはずの「愛」だった。一方、気に入らない存在であるメイの殺害を目論むルワンダも、「愛」によってその心を翻弄されてゆく…。19世紀の英国を舞台に、殺人鬼の少年の生き様を描くノワールコミック第３巻!!
病院内の秘密施設で不気味な人体実験を繰り返すミッドウィンター。その秘密を知ったイヴァンは、病院から逃げる途中で入院中だったマカロに助けられる。ミッドウィンターの部屋で母親からの手紙を見つけたルワンダ。一方母親のミランダもルワンダを取り戻すべく行動を起こすが…。少年ルワンダが人生の転機を迎える最重要巻!!
自らの命と引き換えに、我が子であるルワンダを守ったミランダ。ルワンダは、初めて知った真実の愛と、母を失くした衝撃で空虚となり日々を過ごす。やがて、ロンドンで連続殺人が起き、それを知ったルワンダは、ある目的でロンドンへと向かうのだが…。少年・ルワンダが青年に成長し、最強の敵と繰り広げる死闘を圧倒的迫力で魅せる、堂々の最終巻!!
個人的に好きな世界観！…っていうと人格疑われそうなダークな物語(笑)。殺し屋の母に地下に閉じ込められたまま育った少年ルワンダ。彼の抱える闇は深い。万人向けではないが、絵はわりと綺麗めなのでエグい話の割には読みやすいかも。イヴァンが好きなので、どうか最後まで生き残ってほしいわ！