あらすじ

深夜0時。通夜と告別式の合間、街の明かりが消える時間。大切な人を喪った依頼者の話を聞く青年・槙柊夜。朝起きると夜の記憶を忘れてしまう彼は、“聴き屋”として通夜の間に話を聞き、告別式の朝までに依頼を遂行する。今日もまた“想い”を抱えた依頼者が彼の元を訪れる。“死”を聴いて生きていく青年と残された人たちが立ち上がり、再び前を向く、そのドラマ――。
聴けない夜は亡い 1巻

深夜0時。通夜と告別式の合間、街の明かりが消える時間。大切な人を喪った依頼者の話を聞く青年・槙柊夜。朝起きると夜の記憶を忘れてしまう彼は、“聴き屋”として通夜の間に話を聞き、告別式の朝までに依頼を遂行する。今日もまた“想い”を抱えた依頼者が彼の元を訪れる。“死”を聴いて生きていく青年と残された人たちが立ち上がり、再び前を向く、そのドラマ――。

聴けない夜は亡い 2巻

夜の記憶を忘れてしまう孤独な青年・槙柊夜。大切な人を喪った依頼者の話を聞く“聴き屋”として、彼は今日もまた、死を聴いて生きる――。夜しか動けない女性と彼女が出会った少年。売れない漫画家とその担当編集者。そして亡くなった丹羽の妹・実花と、彼女の最期を思い出せない柊夜。皆が行き場のない想いを抱えながら、それを受け止め、次の一歩を踏み出していく――。

聴けない夜は亡い 3巻

あの夜を取り戻したい――。丹羽との最後の夜の記憶が戻ることを願いながら、“聴き屋”として大切な人を喪った依頼者の話を聴く柊夜。「あなたが今夜を忘れてしまうのは誤算でした」夜の記憶を忘れてしまう柊夜が依頼人に言われた一言。そこから柊夜は再び夜と向き合い、動き始める。そして蘇る衝撃的なワンシーン。語られる物語を聴きながら、少しずつあの夜へと近づいていく――。