かいりきえんやこーら
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町に突然「神」がやってきた。その自称・神はボロボロの衣服をまとい、駅前で大声を張り上げて演説をするのだった。「民よ聞け! この世に人間のいる限り争いは絶えない。世界に平和が訪れる日など永遠に来るわけがない! いや、ただ一つ平和への道がある。それは核を増やすことだ。世界中の国が核を保有すれば戦争は起こらん、双方が怖くて手が出せないのである」とこの調子で鬱陶しいことこの上ない。この自称・神は演説を終え、飯屋に入ると……? (「淫者の声」より) 山松ゆうきちの傑作短篇集!
町に突然「神」がやってきた。その自称・神はボロボロの衣服をまとい、駅前で大声を張り上げて演説をするのだった。「民よ聞け! この世に人間のいる限り争いは絶えない。世界に平和が訪れる日など永遠に来るわけがない! いや、ただ一つ平和への道がある。それは核を増やすことだ。世界中の国が核を保有すれば戦争は起こらん、双方が怖くて手が出せないのである」とこの調子で鬱陶しいことこの上ない。この自称・神は演説を終え、飯屋に入ると……? (「淫者の声」より) 山松ゆうきちの傑作短篇集!
前から欲しかったが本だとちょっと高くて買っていなかったこの「怪力エンヤコーラ」が電子書籍で発売しているので買ったが目次の時点でさすがだなと感心してしまったのは1巻を買って読み始めたら表題の「怪力エンヤコーラ」は入っておらず他の短編が掲載されていた。これ人によっては怒りそうだけど「山松ゆうきち」だったらこれもありだなと思ってしまった。最終的に「怪力エンヤコーラ」が掲載されていたのは3巻だった。内容は期待通りの面白さだったが他の短編もどれも良かった。特にタイトルとの関係がよくわからない「淫者の声」がいい