あらすじ

パソコン部品メーカー・須貝技研に派遣された涼子と千夏。今回は通常の派遣業務だが、リストラの締め付けを受けている現場では、派遣社員への風当たりは厳しい。そんな時、涼子は須貝技研の再生プログラムを任されている経営コンサルタントの高原瞳と出会う。瞳の能力と人柄を知り、親近感を抱く涼子だったが…。
ダンデ・ライオン 1巻

菓子メーカー「帝王ハワード食品」に、「未承認の遺伝子組み換え食品を使用している」という言いがかりの脅迫メールが届いた。送り主とみられる社員は自殺してしまったが、死んだはずの送り主から、再び脅迫が!?調査を依頼された「ダンデ・ライオン」明智涼子たちは…。「ダンデ・ライオン」とは、人材派遣会社「タンポポ・スタッフ」が誇る、緊急極秘派遣ユニットの異名。秘書・受付・警備員…あらゆる職務を身にまとった美女3人が、タンポポの綿毛のように舞い降り、人知れず正義の牙をふるう!!

ダンデ・ライオン 2巻

医学界に絶大な影響力をもつ、医療機器メーカー最大手「土門MC」の会長・土門。涼子たち「ダンデ・ライオン」の今回の使命は、彼の犯した罪を探ることだった。「土門MC」が開発した、ロボットアームが手術を行なう遠隔手術システムの事故によって、6名の患者が亡くなっている。病院側は「すべて看護士の設定ミスによるもので、システムに問題はない」としているが、看護士たちはそろって無実を主張している…。

ダンデ・ライオン 3巻

毎日1万人以上が訪れるロボット博覧会の会場を爆破するという脅迫文が届いた。脅迫者が爆破の中止と引きかえに要求してきたのは、参画企業の代表「ササノ・サイエンス」の不参加だった。すぐさま「ササノ」は、涼子たち「ダンデ・ライオン」に会場の極秘警備を依頼。涼子たち「ダンデ・ライオン」は、ロボット博覧会の主催官庁と「ササノ」との癒着を事前調査によって見抜いていながらも、「ササノ」の依頼を受け…。

ダンデ・ライオン(4)

涼子の母校・多摩工科大学を訪れた「ダンデ・ライオン」。涼子の学生時代の恩師であり、燃料電池の水素供給システムを研究している御国教授の身辺で脅迫・事故が発生したため、身辺警護を依頼されたのだ。涼子たちは、水素供給システムの完成によって損失をこうむる企業「山友自工」の内部事情を探り始めるが…。

ダンデ・ライオン(5)

日滝建設に秘書として派遣された涼子は、視察で訪れた西新宿の高層ビル建設現場で、不審な男を目撃する。「ダンデ・ライオン」の調べで、その男・岸辺晴康が指名手配中の強盗犯であること、建設作業員を装ってビルの柱に爆薬を仕掛けた可能性があることが判明。もし爆破されれば、ビルは崩落し、西新宿に大きな被害が出てしまう。涼子は、岸辺に脅されて計画に協力した日滝建設の課長・唐木を利用し、岸辺をビルにおびき出す…。

ダンデ・ライオン(6)

2004年正月、ハワイでバカンスを楽しんでいた千夏は、日本人ツアー団体客を狙った誘拐事件に遭遇し、犯人逮捕に協力していた。帰国が遅れた千夏に替わりアリエス・カードの受付に入った涼子は、弟・ミハイと同じ年頃の古川という社員と知り合う。そんな時、千夏からの情報で、ハワイの誘拐事件にアリエス・カードの顧客情報流出が絡んでいることが判明し…。

ダンデ・ライオン(7)

パソコン部品メーカー・須貝技研に派遣された涼子と千夏。今回は通常の派遣業務だが、リストラの締め付けを受けている現場では、派遣社員への風当たりは厳しい。そんな時、涼子は須貝技研の再生プログラムを任されている経営コンサルタントの高原瞳と出会う。瞳の能力と人柄を知り、親近感を抱く涼子だったが…。

ダンデ・ライオン(8)

ホラー映画「都市伝説」に出演していた人気アイドル・綾部さちが、撮影の終了後、断崖の下で遺体となって発見された。彼女のホームページに遺書らしき文章が載っていたことから、警察は自殺と断定。だが、「映画の祟りである」「実は殺人事件である」などの噂が流れ…。「ダンデ・ライオン」のボスの正体、そして結成の理由が明らかに…!?注目の完結集!!