あらすじ
"国内最大外食企業JGグループに勤めている父親の転勤である 田舎に引っ越した高校3年の「新」。 転校した学校でJGグループの御曹司で学校では神と呼ばれる 「金城 龍河」に出会う。 正義感の強い「新」は「龍河」のならずものぷりに我慢できず 一発殴ってしまい退学処分、 父親は20年間勤めていた会社を辞める羽目に… さらに「龍河」が起こした交通事故で父を亡くした「新」は 「龍河」に暴力をふるい少年院行きとなる。 JGグループを倒すと心に決めた「新」が選んだ再起の街 「六本木」。 それぞれの価値観が重なり合う「六本木」を生き抜く青春物語が いよいよ開幕!
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いじめを咎めたところから外食産業の権力争いにまで発展する壮大な復讐劇。話としては至極単純だが、登場人物や起こる事件が今の社会を反映しているので、皆が普段感じている理不尽さや不満をスカッと解消してくれる。もともとは韓国の話であるため、細かいところで日本的な行動や台詞とは違っていて、新鮮味があった。「ディフェンス」は名シーン。 ドラマ版と比べると、原作は良くも悪くもあっさりしていて、どんどん話が進む(ドラマ版は原作者も脚本に参加していて、マンガ版の設定や展開的に物足りないところを補完して説得力を与えている)。また、ローカライズで人物名や土地が日本に置き換えられている。韓国ファンとしては原作のままが良かったと思うし、個人的に東京や六本木に持っているイメージとも整合しないが、大半の人には気にならないだろう。