あらすじ

20×5年――国は少子高齢化対策として、健康な子宮をもつ犯罪者が、不妊の夫婦に代わり、母体を提供することで罪を償えるという極秘プロジェクトを立ち上げた。夫の愛人の子供を誤って殺してしまった倉田菜美子は、死刑判決を受ける。そして「死刑」か「代理母」になるかの選択肢を迫られる。特別施設に収容された菜美子はナズナと名付けられ、妊娠・出産を経験。そんな時、囚人たちの脱走騒動が発生、その際、所長にナズナは過去の事件の真相を告げられる。その後、ナズナは顔を変えられ島を出て藤堂沙知子として新生活を始めるが……!?
子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 1巻

20×5年――国は少子高齢化対策として、ある極秘プロジェクトを立ち上げた。それは健康な子宮をもつ犯罪者が、子供を産めない夫婦に代わって、母体を提供することで罪を償える代理母出産だった。夫の浮気相手の子供を誤って殺してしまった倉田菜美子は、死刑判決を受け刑務所に…。しかし突きつけられたのは「死刑」か「代理母」になるかの選択肢だった。新しい生命を産む楽園の刑務所…だがそこで菜美子を待ち受けていたのは――!?

子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 2巻

20×5年――国は少子高齢化対策として、健康な子宮をもつ犯罪者が、不妊の夫婦に代わり、母体を提供することで罪を償えるという極秘プロジェクトを立ち上げた。夫の愛人・優華の子供を誤って殺してしまった倉田菜美子は、死刑判決を受け「死刑」か「代理母」になるかの選択肢を迫られる。特別施設に収容された菜美子はナズナと名付けられ、世話役の野バラら囚人たちと交流を深める中、無事懐妊。しかし命がけで出産するも、ただちに子を奪われてしまい……!?

子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 3巻

20×5年――国は少子高齢化対策として、健康な子宮をもつ犯罪者が、不妊の夫婦に代わり、母体を提供することで罪を償えるという極秘プロジェクトを立ち上げた。夫の愛人の子供を誤って殺してしまった倉田菜美子は、死刑判決を受ける。そして「死刑」か「代理母」になるかの選択肢を迫られる。特別施設に収容された菜美子はナズナと名付けられ、妊娠・出産を経験。そんな時、優華も死刑宣告を受け施設に収容されてくるが、その裏で囚人仲間・ダリアの脱走計画が進んでいて……!?

子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 4巻

20×5年――国は少子高齢化対策として、健康な子宮をもつ犯罪者が、不妊の夫婦に代わり、母体を提供することで罪を償えるという極秘プロジェクトを立ち上げた。夫の愛人の子供を誤って殺してしまった倉田菜美子は、死刑判決を受ける。そして「死刑」か「代理母」になるかの選択肢を迫られる。特別施設に収容された菜美子はナズナと名付けられ、妊娠・出産を経験。そんな時、囚人たちの脱走騒動が発生、その際、所長にナズナは過去の事件の真相を告げられる。その後、ナズナは顔を変えられ島を出て藤堂沙知子として新生活を始めるが……!?

子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 5巻

新型ウイルスが世界中に蔓延し、混乱を生む世の中となった日本。某国によってワクチンが開発されるも、接種した若い女性は強い効果と引き換えに不妊の後遺症を負ってしまう。――それから10年。不妊に悩むKM社の令嬢・金森玲央名は、玲央名の意志を無視して後継者を残そうとする実父の命令に抗い、代理母出産施設に相談。しかし「代理出産法」の規定を理由にすげなく断られてしまう。そんな中、ウイルスの影響を受けずに育った少女・畑田菜乃花と出会うが……!?

子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 6巻

新型ウイルスが世界中に蔓延し、混乱を生む世の中となった日本。某国によってワクチンが開発されるも、接種した若い女性は強い効果と引き換えに不妊の後遺症を負ってしまう。――それから10年。不妊に悩むKM社の令嬢・金森玲央名は、玲央名の意志を無視して後継者を残そうとする実父の命令に抗い、代理母出産施設に相談。しかし「代理出産法」の規定を理由にすげなく断られてしまう。そんな中、島育ちの少女・畑田菜乃花は、倉田菜美子の里子・大庭隼と結婚し玲央名の屋敷で働くことに。だが隼が殺人容疑をかけられ逮捕されてしまう。隼を救いたい一心で玲央名に縋る菜乃花だったが……!?

子宮で償え! ~死刑か代理母か~ 7巻

新型ウイルスが世界中に蔓延し、混乱を生む世の中となった日本。某国によってワクチンが開発されるも、接種した若い女性は強い効果と引き換えに不妊の後遺症を負ってしまう。――それから10年。不妊に悩むKM社の令嬢・金森玲央名は、玲央名の意志を無視して後継者を残そうとする実父の命令に抗い、代理母出産施設に相談。しかし「代理出産法」の規定を理由にすげなく断られてしまう。そんな中、島育ちの少女・畑田菜乃花は、倉田菜美子の里子・大庭隼と結婚。しかし隼が殺人容疑で逮捕され、いき場を失った菜乃花は玲央名の元に身を寄せていた。一方、隼は菜美子の機転により死刑を免れて……!?――「代理母」をめぐる近未来サスペンス、ついに堂々完結!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.59~Vol.63に収録されています。重複購入にご注意ください。