バイトをクビになった矢先、アパートが火事になり住む場所をなくして途方にくれていた大学生の芹。公園で偶然出会った男・皇臥と衣食住の保証を条件に契約結婚することに。だけど、公務員だと言っていた皇臥の本当の職業は“陰陽師”で…!?
怪異の相談を受け、依頼者である高倉家にやってきた芹と皇臥。どうやら高倉家では、呪符を使った儀式が行われているようで…。儀式の目的とは、そしてそれを行なっている者の正体は!? 皇臥と力を合わせ、解決するために動く芹だけど…!?
高倉家での事件が解決し、日常を取り戻した北御門家の契約嫁・芹。だけど、ある日大学の同級生が「廃墟探検で呪われた」と旦那であり陰陽師の皇臥を訪ねてきて…?
芹の大学の廃墟研究会のメンバーたちと廃村を訪れた芹と皇臥。メンバーの2人に取り憑いているという女の霊の正体とは、いったい…!?
祈里が連れ去られる『卯の刻』がついに訪れてしまう。うらみ髪との直接対決に臨む芹と皇臥だが…。そして、事件が解決した北御門家にある人物が訪れる。その人物がきっかけで犬猿の仲の嫁と姑が共闘することに!?
「ほんま門」からの依頼で預かった花嫁衣装に憑いている女性たちの霊に呪われてしまった様子の芹。嫁に降りかかった怪異を取り除くため、奔走するぼんくら陰陽師の旦那・皇臥だけど…?
花嫁衣装に取り憑かれてしまった芹。皇臥は芹を救うことができるのか…そして呪詛をかけた人物の目的とは一体…!? さらに物語は新章へ! 依頼の帰りに予期せぬ事態でとあるオーベルジュを訪れた芹、皇臥、八城。そこで行われていたのはなんと降霊会で…!?
依頼の帰りに偶然訪れた宿で、皇臥のかつての姉弟子・薙子と霊能者の少年・影臣に出会った芹たち。ここでは子供の霊が悪戯をしており、薙子と影臣はその霊を降霊会で呼び出そうというのだが…!?
幼い頃に両親を亡くした経験から母親を恋しく思う新島香月の霊に同調、憑依されてしまった様子の芹。彼の残した未練とはいったい…!? そして、降霊会を開こうとしている影臣は本物の霊能者なのか、それとも―――!?
オーベルジュで新島香月の霊を無事に成仏させることができた芹と皇臥たち。北御門家に戻り、また新しい日々がはじまったけど、大学の春休みを過ごす芹に予期せぬ“依頼”が舞い込んできて…!?
北御門皇臥と名乗る、由緒ある陰陽師だという男。 小学校の頃、親の職業を発表する際、「陰陽師」と正直に言って周囲から辛い視線を送られたことで、陰陽師が普通でない職と気づいた。 名字は北御門といかついが、本当の名前は普通。嫁は皇臥と読んでくれるが、母親は本名で呼ぶ。 仕事柄、キラキラネームのほうがやりやすいらしい。陰陽師って、大変。 おまけに、物語では今まで人に譲っていた苦手なことをどんどんやらされている。 養う人が一人増えたからと、鬼嫁は言う。 彼の設定が一つずつ明らかになるにつれて、おもしろいなあと思ってしまう。 悪人になりきれない母も良い性格をしている。 あと、異常なほど知識を吸収したがり、どんどんと覚えていく主人公(嫁)も実は変わっている。 貧乏性設定のせいで、姑の嫌がらせが嫌がらせになりきらなかったりする。 読んでいると、話が飛んでいるような気がすることがあるのだけど、原作小説だとその穴が埋まっているんだろうか。
京都を舞台に、ある日突然火事で家をなくした女子大生・芹が謎の陰陽師・北御門に出会い、衣食住を保証する代わりにかたちだけの婚姻を結ぶという、ちょっと怪しいラブコメという感じです。原作は小説なんですね。 芹は両親も亡くなっていて、親戚にも迷惑をかけたくないためにしかたなく契約結婚を承諾するのですが、はじめから式神の姿が見えたりと特殊な体質は花嫁としてふさわしく、孤独な身のため自分の居場所ができたことが思ったよりいい感じみたいです。鬼嫁というので怒りっぽい子かなと思ったけど聡明で性格良さそうな子です。 亀のまもりちゃんが非常にキュート。 というか陰陽師ってもとは国家公務員だったんだ…!
北御門皇臥と名乗る、由緒ある陰陽師だという男。 小学校の頃、親の職業を発表する際、「陰陽師」と正直に言って周囲から辛い視線を送られたことで、陰陽師が普通でない職と気づいた。 名字は北御門といかついが、本当の名前は普通。嫁は皇臥と読んでくれるが、母親は本名で呼ぶ。 仕事柄、キラキラネームのほうがやりやすいらしい。陰陽師って、大変。 おまけに、物語では今まで人に譲っていた苦手なことをどんどんやらされている。 養う人が一人増えたからと、鬼嫁は言う。 彼の設定が一つずつ明らかになるにつれて、おもしろいなあと思ってしまう。 悪人になりきれない母も良い性格をしている。 あと、異常なほど知識を吸収したがり、どんどんと覚えていく主人公(嫁)も実は変わっている。 貧乏性設定のせいで、姑の嫌がらせが嫌がらせになりきらなかったりする。 読んでいると、話が飛んでいるような気がすることがあるのだけど、原作小説だとその穴が埋まっているんだろうか。