あらすじ【令和の新たな家族のカタチ!!】訳ありの人達が集まるシェアハウス「コトブキ荘」。ここでは、皆が”家族”のように食卓を囲んでいる。良子さん、サトシくん親子の前に元夫が二人を連れ戻しにやって来る中、合田さんが転落事故に……。合田さんの密かな想いを知る良子さんは、どのような選択を……。そして、大家さんの病院通い…。ホームレスの”記憶喪失”のお爺さん…。全ての点が一本の線となり、衝撃のラストへと――。「戦争めし」「宮沢賢治の食卓」の魚乃目三太が描く、”食が紡ぐ絆のドラマ”堂々完結!!
訳ありの人たちが暮らす昔ながらのシェアハウス・コトブキ荘。 現代のお話なのにどこか懐かしく、優しい気持ちになる作品です。 お肉屋さんのコロッケにキャベツだけの炒めもの、卵を落としたみそ汁。第一話に登場するご飯に心を掴まれました。 手が込んでるわけではないけど、お家ご飯らしいあたたかさに溢れた献立。なぎささんが思わず泣いちゃう気持ちがわかります。 年齢も性別も境遇も違うけれど、コトブキ荘のみんなは家族なんですね。 干渉し合わないのが美徳とされる世の中になってきましたが、人と人との繋がりが強い関係性も素敵だなあと思いました。