あらすじ

シカゴ五輪野球決勝の試合は日本対アメリカ。海部に対する打者、ブレッド・ウォーカーJr.は、かつて偉大なメジャーリーガーだった父のプレッシャーに押し潰されて、手首を切ったことがあった。それ以来、内角膝元の球をさばく時だけ、左手の筋がつる状態になっていた。心の傷がいまだ癒えないブレッドに、海部は敢えてインコースで攻め続ける。海部の剛球を前にして、ブレッドの心は激しく揺れ…。