あらすじぶらり気ままに全国一人旅を続ける魁日本海(さきがけ・にほんかい)。今日もベンチで野宿中に、その極太の極楽棒を見て声をかけてきた女子大生の大肥沈子(おおごえちんこ)の部屋へ。一戦交えてみてその大声に驚きながらも、一宿の恩に感謝する日本海。そして一週間後、沈子から女子大のクリスマスパーティーに誘われるが、極楽棒を女子大生たちから狙われ……!? 全国津々浦々を旅して日本縦断、いろんな女生とハメ行脚。おバカ全開のエロチックロードコメディ!
読んでためになるマンガとためにならないマンガがあるとしたら間違いなく後者になる超名作「男!日本海」の新しい単行本がついに出ました。 この単行本が発売することは全く知らず何気なく新刊をチェックしてたらひときわ目立つ表紙で発見しました。 「令和」の時代にあえてこれを発売しようとすることを俺は断固支持をします。目次をみた感じだと今まで発売した全10巻以降の回を収録してあるようです。 そのためか全く説明がない状態でいつもの「男!日本海」のノリで話が進むため新規読者には理解できないと思いますが、1話を読めば全てが理解できるので問題はないです。「男!日本海」は単行本未収録回が多く全部単行本が出ていれば全30巻ぐらいにもなる長編になり、もしこれが3巻以降も発売されつ続け、20巻ほど発売した場合、昔の「男!日本海」と「新 男!日本海」で「男!日本海」の1992年から1998年までの連載時の内容を全て読むことができることになります。 これを「令和」の時代に読めることを奇跡と言わずしてなんというべきでしょうか?不寛容な社会と言われますがこのような内容のマンガを発売し続けることができる寛容な社会であって欲しいと願います。