あらすじセックス・ファイター10人をなで斬りにした蛮平の前に現れたのは、インドの<性女>、マンコール・スールヤ。セックスの本場はアメリカでも北欧でもなく、我が性地・インドにありと主張する彼女は、蛮平にセックス・ファイトを挑むが!?(第2話マンコールワット、第8話目で犯すはマガジン・ファイブ版『やる気まんまんザ・グレイトセレクション(2)』に収録されております。第6話コンニャク修行はマガジン・ファイブ版『やる気まんまんザ・マキシマムセレクション(2)』に収録されております)
1977年から2003年まで日刊ゲンダイで連載されていた擬チン官能漫画。 ふと、これまで読んだことのなかった、単行本1巻から読んでみようと手にとって驚いたのだが、あのオットセイは、最初からあのコミカルな形ではなく、初期の頃は普通のオットセイとして描かれていたというのを、今更ながら知った。 やるまん復活を報じたゲンダイの記事に理由が書いてあったのだが、 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/info/275039 要は、当時の表現規制に対応するため、苦肉の策で男性器を動物に見立てることで生まれたアイデアだったらしい。 やるまん以前は少女マンガを数多く描かれてきた横山まさみち氏だったが、「エロは描かない」と言いつつも、結局、一番の長寿連載となってしまったというのは、何とも業の深さを感じさせる話だ。 ちなみに記事の中で「43年前の“幻の第1回”を発掘」とあるが、電子版「やる気まんまん」の1話「セックス・ファイト」に普通に収録されていたので、そこまで幻というわけでもなかった。