あらすじ家族を惨殺した榊(さかき)を追って天獄島にやってきた御子柴鋭(みこしば・えい)。南門の街へ入った御子柴は、榊の元にたどりつくために、神の御前で行われる闘技場での殺し合いに参加する。そして、化け物のような強さを見せる“赤目”と死闘を繰り広げる御子柴は、神として崇められる少女・一(いち)の傍らにいる榊を目撃して……!?
死刑制度がなくなり、島流しが極刑となった日本が舞台。主人公は殺された家族の仇を取るためにわざと罪を犯してこの島に乗り込む。凶悪犯だらけの島なので、当然ハードなサバイバル生活が待っている…という設定にまず惹かれるし、実際面白い。 その後この島に隠された秘密や、主人公の家族殺害の真実が明らかになるのだが、展開がよくできていて一気に読んでしまった。サバイバルのところがもっと長くても良かったと思う。Season 2も読みたい。