あらすじ舞台鑑賞仲間の北条白雪のために、営業部のイケメンである百瀬大地と、ちょっと苦手な上司の福田湊との合コンをセッティングした迫間みや。無事に合コンを終えて、白雪を百瀬に託したみやだったが、酔いが回り気付くとそこはホテルのベッドの上。しかも、みやの横には福田が寝ていて……。愛とお金と幸せが絡まるロマンティックコメディ完結!
原油価格が下落している昨今(2020年4月時点) それとは全く関係ないが、石油王のマンガが探していたら出会った本作。 しかも、石油王から言い寄られるとか、愛した彼が実は石油王だったとか、某ハーレクイン的展開とは違って、会社の中にいる石油王を【探す】という話。 あ、自分から行っちゃうんだという、この新鮮さ。 しかも、主人公は重度の2.5次元オタクで借金100万円ほどこさえているという、なんともリアリティ溢れた切羽詰まった感じもあって、 なんといいますか、恋愛系では女性は追われる立場が多いなかで、この焦って捕獲しようとする肉食具合が見てて心地よいのです。 もはや、 探さない、待つの(ブルゾンちえみ) じゃないのだ。 会社の中にいる候補として、チャラそうな営業のイケメン、仕事に厳しい直属の上司、推しのアイドルに似ているイケメンなどがおり、いったい誰が石油王なのか仕事をしつつ探っていくラブコメ展開。 推しに似てるイケメンが石油王じゃなかったことに安心するシーンがあり、オタクにありがちな複雑な信仰心が描かれていて、この点も味わい深い。 (ただ、これも決定的な証拠があるわけではなく、ミスリードかもしれないので、依然として誰が石油王かわからない感じ。) 石油王を探すだけでなく、漫然とやりすごしていた仕事にも、趣味の知識を生かしてやりがいを感じ初め周囲にも認められて…と面白くなってきたところで1巻終了。 うーん、今後どう展開するんだろ。 仕事で順風満帆になって、石油王なんて必要なくなるENDかな?