あらすじ

「樹さんに、また会いたかったから」 人気ファッション誌ではたらく成葉樹は、恋人の浮気を目撃。最悪な夜、落ち込む樹の前に美しい青年・藤が現れる。優しくなぐさめてくれた彼は「また会えますよ、必ず」と言い残し――そして翌日、編集部でまさかの再会!! 藤は樹に気があるそぶりをみせて…?? 運命の出会いから、疑惑と恋が動き出す。
きみのすきなひと 1巻

「樹さんに、また会いたかったから」 人気ファッション誌ではたらく成葉樹は、恋人の浮気を目撃。最悪な夜、落ち込む樹の前に美しい青年・藤が現れる。優しくなぐさめてくれた彼は「また会えますよ、必ず」と言い残し――そして翌日、編集部でまさかの再会!! 藤は樹に気があるそぶりをみせて…?? 運命の出会いから、疑惑と恋が動き出す。

きみのすきなひと(2)

「見てましたから。出会う前から ずっと」 運命的な再会、突然の告白――まっすぐに気持ちを伝える藤に心惹かれる樹。そして藤が語り始めた、樹が尊敬する編集長への不信。その背景には、人気ファッション誌「Joie(ジョイー)」で起きた過去の“事件”があった。たくさんの後悔と、誰にも言えない秘密を抱える藤を、救いたいと思う樹だが……?

きみのすきなひと(3)

「全部 俺が始めたことなんだ」 気持ちを伝え合い、キスを交わした樹と藤。しかしお互いを想うゆえ、それぞれ伝えられずにいる過去があった。檀編集長の不正を記事にする――週刊誌からの連絡に動揺する「Joie(ジョイ―)」編集部。愛する雑誌を守るため動き出すふたり。藤は“最後の秘密”を樹に伝え……?

きみのすきなひと 4巻

「俺は、樹さんが好きです」 愛する居場所「Joie(ジョイー)」を守るためスクープ記事の鍵を握るライター・流(ながれ)と対峙する樹と藤。かずえが遺した手帳の「破かれたページ」に興味を持つ流は、ページと引き換えに窮地を救うと言い出す。そこに書かれた文章が意味することとは───7年前の事件に絡む愛情と後悔……すべてを乗り越えてたどり着く、好きなひとへの想い──堂々完結。