あらすじ

みつばは、小学生のとき母親からお弁当一つを持たされ祖父のもとに預けられた。ところが高校生になった今、弟だと名乗る小学生のそうまが、母親の遺骨を持ってやってきた。近所の小説家志望の甲斐とともに納骨を済ませたみつばは、同じ母親のごはんの記憶を持つそうまと暮らすことを決意する。母親を忘れちゃった姉、みつばと母親に残された弟をあったか、おいしいごはんがつなぐ物語!
いただきます、のまえとあと(1)

みつばは、小学生のとき母親からお弁当一つを持たされ祖父のもとに預けられた。ところが高校生になった今、弟だと名乗る小学生のそうまが、母親の遺骨を持ってやってきた。近所の小説家志望の甲斐とともに納骨を済ませたみつばは、同じ母親のごはんの記憶を持つそうまと暮らすことを決意する。母親を忘れちゃった姉、みつばと母親に残された弟をあったか、おいしいごはんがつなぐ物語!

いただきます、のまえとあと(2)

突然弟だと名乗り現れた小学生のそうまと、戸惑いながらもすこしずつ家族になり始めたみつば。しかしそうまは、甲斐に本当は「みつばちゃんの弟じゃない」と漏らす。衝撃を受ける甲斐だが、そのことをみつばに伝えることができない。みつばに内緒のまま甲斐がおじいから聞き出した真相とは? そんなとき、そうまの実の父からエアメールが……。ごはんが繋ぐ家族の物語は、いよいよ佳境へ。