「君みたいな子の血がたまらなく旨くて――最高に滾るんだ」父親に押し付けられた借金のせいで、金貸しである小松野のもとで働くことになったいろは。〈女性ならどんな額でも貸してくれる〉という噂の彼は、実は金を貸す代わりに相手の血を吸う、吸血鬼だった!? 血を吸われる瞬間は強烈な快感が体を襲うらしく、女性客は彼に夢中。そんな旦那様の自分に対する気持ちが知りたいいろはは、彼を挑発し答えを求める。けれど突き放すような態度を取られ――?※この作品は「Pinkcherie(ピンクシェリー)vol.19 -fleur-」に収録されています。重複購入にご注意ください。