あらすじ設楽ヶ原に集結をはじめた武田勝頼軍と織田・徳川連合軍。三方ヶ原の戦いで、武田騎馬軍団に大敗を喫していた織田・徳川連合軍は、対抗策として3000丁もの鉄砲でこれを迎え撃つ。一方勝頼は、信長が敷いた馬防柵を前に、突撃か撤退か決めあぐねていた。ようやく総攻撃を決めたものの、不安は拭えない……。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 初めて読んだのは多分小学生くらいの時だが読むたびに新しい発見がある。これある程度年取ってからの方が面白い。 ・特に好きなところは? 高坂昌信の改革案後の話。長篠の戦いで負けた武田を復活させるための案を高坂昌信から聞いた武田勝頼の心境だな。親類衆との付き合い、組織の若返りを図りたいが今までの組織の変化させることの難しさ。刻一刻と悪くなる状況で手を打ちたいがどうにもならない。配下の裏切りなど全てが悪い方向にいってしまってる ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 歴史の勉強よりも偉大なる先代を持った会社組織の末路という感じで読むのもおすすめです