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思ひ清けし
時は大正末期。労咳を患い夫と別居して療養する妻、英恵(はなえ)。夫、総司は英恵を訪れては気兼ねするなと優しく言ってくれるが、お互い夫婦生活にわだかまりを抱えていた。そんな夫婦のもとへ一匹の美しい烏猫が訪れ、一見美しくお互いを想い合う夫婦の歯車は狂いだす――。艶やかで繊細な筆致で描かれる大正綺憚。