作品情報著者東村アキコarrow_forward_ios巻数全7巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社講談社arrow_forward_iosレーベルモーニングarrow_forward_ios掲載誌モーニングarrow_forward_ios年代2010年代arrow_forward_ios刊行期間2013/10/23~2015/01/23ジャンルSF・ファンタジーユーモア・ギャグ登場人物登場人物・キャラクター(10)
東村アキコ先生は漫画家業だけではなく芸能プロダクションも運営されているのですが、所属芸人さん達と行われている配信ラジオ「身も蓋もナイト」がとても面白いです。リスナーさんのお悩み相談をする番組なのですが東村先生の近況や作品について語られることも多く、何度も「自分の作品で一番好きなのはメロポンだし!」とおっしゃっていたので読んでみました。 地球のテレビ番組が大好きな宇宙人の男の子・メロポンが芸能活動に憧れて原宿に家出して、居候先の便利屋のお兄さんを巻き込みながら夢を実現しようとするギャグ漫画です。最初は笑えるというよりもメロポンが可愛いな〜の方が大きくて、後書きによるとメロポンのモデルが息子さんらしいのでそれもあって思い入れが強い作品なのかなと思いましたが、中盤でメロポンが小劇団を乗っ取って座長になった辺りからギャグ漫画家としての本領発揮という感じがしました。ドラマ温泉刑事(どう見ても相棒)の亀谷刑事役の人が便利屋のお兄さんの母親が教祖をしている宇宙系の宗教に入信しちゃったのがツボでした。 一度も重版されたことがないそうなので私と同じく未読な方も多い作品のようです。前述のラジオでの情報ですが「またギャグ漫画を描く!!」と宣言されていたので予習として読まれるのもオススメです。ちなみにフルカラーですよ!