あらすじ

【ひとりとか平気だった筈なのに――…】祖父母から受け継いだ古民家でひとり盆栽屋を営む薫と、近くのカフェで働く空間デザイナーの李一。 先輩である九重の指摘で薫への想いを自覚した李一は、その後何度か会いたいと連絡していたがのらりくらりとかわされ続けていた。自覚はしたものの未だ恋心なのか半信半疑ではあったが、会えない日が続くと顔が見たくなる。嫌われてないうちは押していけという先輩のアドバイスに従いダメ元で誘いをかけたある日、薫から「もう連絡してこないでくれ」と返事が来て!? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、第5巻!

【君をこの手で咲かせたい――…】祖父母から受け継いだ古民家でひとり盆栽屋を営む薫は、常連であるご近所のお年寄りと縁側で茶飲み話に花を咲かせていた。 ある日、もう枯れてしまっている山茶花の盆栽を熱心に眺めている派手なスーツの男を見かける。そのホストのような男は何を買うでもなく、何度も枯れた山茶花を見に通ってきた。 しばらくして、最近みかけなくなったと噂していた矢先、今度は職人風の男が現れ「あの盆栽、咲かないんですか?」。 と声をかけてきてそのまま倒れてしまう。 介抱してやった彼、李一こそが、派手スーツその人だったのだ! それがきっかけで薫にやたらと懐いてくるようになった李一。 彼と過ごす時間が心地よいと感じ始めたころ、薫の心をよぎったのは「ある不安」だった…。人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ!

君、シヲレルコト勿レ 2巻

【君をこの手で咲かせたい――…】祖父母から受け継いだ古民家でひとり盆栽屋を営む薫は、庭で倒れてしまった青年、李一を介抱したことで妙に懐かれてしまった。 空間デザイナーをしているという李一は近くにあるカフェの内装を担当しており、少し前から古民家が気になって通い始めたのだという。 ある想いから捨てられずにいる枯れた山茶花をなぜか気に掛ける李一の言葉に、少なからず心を動かされた薫だったが…? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、第2話!

君、シヲレルコト勿レ 3巻

【お前ちゃんとかっこいいよ――…】祖父母から受け継いだ古民家でひとり盆栽屋を営む薫と、近くのカフェで働く空間デザイナーの李一。 ちょくちょく訪ねるようになってから何度目かの夜、酒を楽しんで良い感じに酔っぱらった李一は、薫から初めてのお泊り許可をもらう。酒の力もあったのか、普段は口にしないという自分のことを話してくれた薫。なんだか放っておけない気持ちになり、勢いで「一緒に寝よう!」と布団に引きずり込むが…? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、第3話!

君、シヲレルコト勿レ 4巻

【お前…それはもう恋では?】祖父母から受け継いだ古民家でひとり盆栽屋を営む薫と、近くのカフェで働く空間デザイナーの李一。 ある朝、李一の物が増えてきたことに気づいた薫は、少しの違和感を覚えていた。そんな中、常連客からの何気ない一言で、李一に心を開きはじめたことを自覚し戸惑う。幼い頃、父に捨てられた経験がもとで他人に依存しないよう生きてきた薫は、その事実に危機感を抱いていた。 一方、薫にデートの誘いをかけて断られた李一は必要以上に落ち込んでしまうが、あまりの凹みっぷりに先輩の九重から思ってもみなかったことを言われて…? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、第4話!

君、シヲレルコト勿レ 5巻

【ひとりとか平気だった筈なのに――…】祖父母から受け継いだ古民家でひとり盆栽屋を営む薫と、近くのカフェで働く空間デザイナーの李一。 先輩である九重の指摘で薫への想いを自覚した李一は、その後何度か会いたいと連絡していたがのらりくらりとかわされ続けていた。自覚はしたものの未だ恋心なのか半信半疑ではあったが、会えない日が続くと顔が見たくなる。嫌われてないうちは押していけという先輩のアドバイスに従いダメ元で誘いをかけたある日、薫から「もう連絡してこないでくれ」と返事が来て!? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、第5巻!

君、シヲレルコト勿レ 6巻

【手始めにキスなどしてみようと思うのですが…】決死の告白によりなんとなく良い雰囲気になった李一と薫。ゆっくり食事をしていたせいで終電間近になってしまった李一に薫は「泊まってけば?」とトンデモ発言を繰り出した。試されているのかと狼狽しつつもいつもと変わらない薫の様子に拍子抜けする李一だったが、いざお布団へ…となった途端に赤面されて思わずその腕を掴んでしまう。「ちょっと…試してみよっか」。軽口をたたきながらも内心死ぬほど緊張しながら唇を近づけて…。人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、萌え転がる第6巻!

君、シヲレルコト勿レ 7巻

【電話越しでもいいから薫さんのえっちな声聞きたいな…】刺激的なお泊りの夜から数日、忙しくなると言っていた李一とはあまり連絡が取れていなかった。自分から連絡する、ということに慣れない薫は寂しくもあったが、新鮮な感覚を楽しんでいた。「続きは、追々ね」。 そんなことを言われたのを思い出し思わず赤面するが、李一は自分に挿れられたいのか、自分に挿れたいのかで悩んでしまう。どっちに転んでもいいように自分がネコの準備をしておけばスムーズなのでは!?と、酔った勢いで開発グッズを買い込む薫だったが…? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、嬉し恥ずかし第7巻!

君、シヲレルコト勿レ 8巻

【…シたいのがお前だけだと思うなよ!】付き合うようになってから少しずつ恋心を温めていた李一と薫。いよいよ李一の作業も大詰めの頃、薫は「もっと自然体でいいよ」と言われたことを思い出しある決意をする。仕事もひと段落し久しぶりの再会を喜ぶ李一だったが、薫が大切にしてきた山茶花の鉢植えを地植えしていたことに驚いた。その直後、薫の口から飛び出した発言でもっと驚くことになって…!? 人懐こい年下男子と訳アリ盆栽家のヒーリングラブ、感動の最終巻!