あらすじ

剣豪連続殺人事件の犯人は、宮本玄流の中に宿った天才女性剣士の、姉・宮本玄乃だった。黒湖は玄乃を追い詰めようとするも、彼女の力は想像を大きく超えるものだった…。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※
MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 1巻

悪を斃すのに正義は要らない――。世にはびこる凶悪犯罪者に対応するため、超法規的措置によって選ばれた“公的”元大量殺人者、紅守黒湖。その監視者であり、無類の乗り物好きである相棒、屠桜ひな子。善悪の彼岸で繰り広げられるアンチジャスティス・バイオレンス・アクション、堂々開幕!

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 2巻

己の行く手を阻む者、それ即ち悪――。悪人を殺すことを生きがいとする老富豪の屋敷に捕らわれてしまった黒湖(クロコ)。幾多の罠が張り巡らされた屋敷内で、捕まった犯罪者(?)達と共に脱出の道を探る彼女の前に、主の命を受けたメイドが立ち塞がる…!!

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 3巻

世を糺す者あり彼の者善なりや悪なりや――。人の顔を剥いで殺す殺人者、通称『仮面蒐集家』の犯行と思わしき殺人事件が相次ぎ、警察による緊急捜査本部が組まれる。警察の要請を受けた黒湖(クロコ)は手始めに幼女をさらい、己は最重要容疑者である人物を訪ねる。一方さらった幼女を預けられたひな子は、幼女を連れ友人達と共に遊園地に向かう。淡々と仕事をこなす黒湖と無邪気に遊ぶひな子だが…。

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 4巻

ふみ行うべき道とあらば、殺戮の華も正義となりて――。世俗から離れ、薔薇を育てて生活を営む教団「純潔の薔薇(ヴァージナルローズ)」に、千代(ちよ)の友達の妹が入信し、それを救出するため教団に入信(?)した黒湖(クロコ)。男子禁制という教団構成と信者同士の伽に、本来の目的を忘れ、快楽に溺れていく黒湖…。一方、黒湖の連絡を待つ千代は、いつまで経っても音信不通の黒湖を奪り戻すために覚悟をもって教団に侵入する…。薔薇の香りが充満する百合の園で黒湖達を待ち受ける運命は…。

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 5巻

裏切りは、人を信義の悪に貶める──。雨の日に幼女が誘拐され、傘と長靴がなくなる絞殺事件が発生。雨に流され、犯人に結びつく証拠がなかなか見つからない警察は、その異常性から黒湖(クロコ)に事件の協力を依頼。しかし、警察の捜査を嘲笑うかのように、次々と幼女が誘拐され、無残に絞め殺されていく。そして犯人は一人の幼女に辿り着く…。一方、黒湖は現場に残った遺留品から犯人へと近付いていくが、幼女生存のタイムリミットは迫まっていた…。

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 6巻

凄絶なる虐げの果てに産まれるは、暴発的なまでの殺意か狂恋の塗れか── 黒湖(クロコ)の元へやってきた凛子はひな子と同じ私立まりも學園の、初等部に転入する。初日から學園になじみ始めたその刹那、高等部の校舎が爆発──。學園からの通報を受けてやってきた黒湖は、これが事件であり、犯人から脅迫を受けている旨を全校生徒に告げる。そして、黒湖の前に蘇芳皆子と名乗る高等部三年生が自首してくる。爆弾を自製する才能に惚れた黒湖は、彼女が爆弾を作る動因“壮絶なる虐め”と対峙し、事件は解決かと思われたが、皆子も知らない別の爆発が起こり…。

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 7巻

国を憂う古の組織は、現世に甦りし亡霊か──第二次大戦末期に結成された過激派組織「千仞の獅子」の幹部・緋垣刀吉郎が何者かの手引きで拘置所から脱走。自らを「桜剪会」と名乗り、警察に宣戦布告、化学兵器テロを予告する。国会議員は惨殺され、捜査員も深手を負う…。黒湖は組織のアジトを突き止める為、地下格闘チャンピオン・錆浦蘭の元へ。知り得た情報から、今まで出会ってきた人々を総動員し、アジトの場所を割り出すが、テロは静かに実行され…。

MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 8巻

燈台の下に集いし亡者共。仄暗い底から見るは緋の灯りか、血の赤か──「桜剪会」と名乗る超過激派組織が、警察にテロを仕掛けた──。警視庁内での化学兵器テロを受けた警察だが、黒湖が突き止めた桜剪会のアジトへ向かい、攻勢をかける。黒湖、朽葉、凛子、うらら、ひな子──。それぞれがそれぞれの手練を駆使し、桜剪会メンバーとの死力を尽くした戦いが始まり、そして…。

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 9巻

硬く築き上げられたその物は、理想とエゴイズムの成れの果てか…。超過激派組織「桜剪会」首謀者・緋垣と黒湖の戦いがついに始まる。黒湖は、緋垣の裏にいる協力者の存在を感じ、事件の全貌を聞き出そうとするが、緋垣の目的は全く別の所にあった…。「忘却の“桜”」編、ついに完結――。そして、束の間の休息に黒湖達の前に現れたのはおよそ信じられないものであった……。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 10巻

人を救ける善意あり、海に紛れし悪意あり――。ひな子の夏休みを利用して、黒湖達は水族館にイタチザメを見に行くが、そのイタチザメは、水槽で人間の左手を吐瀉する…。左手の監察結果は、サメが食いちぎったものではなく、刃物で切断されたものだった――。黒湖はサメを調べに港町に向かい、そこでサメを獲った少女に出会う。少女と共に左手の捜査を進めると、その町独自の発展をしたキリスト教と多数の行方不明者が捜査線上に浮上し…。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 11巻

水族館で人間の左手を吐瀉したサメの事件を捜査する黒湖達。左手の身元を調べていくと、町の教会との関係が浮かび上がり、黒湖はひな子を使って神父達を追い詰めると、そこには驚愕の真実が――!? 「THE DEEP ONE」完結――。さらに、藍子と凛子が街で買い物をしていると路地裏から多量の血の臭いが……。新エピソード「剣聖」開始――。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【デジタル版限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 12巻

悠久の時に生きる実無き鬼神を止める術はない――剣豪が次々に殺されていく事件の現場には、直筆の書状が残されていた。その筆跡は、数年前から行方不明となっている天才女性剣士のものに瓜二つだった…。事件を捜査する黒湖が見つけたのは、施錠がされた開かずの蔵。そして…地獄の釜の蓋が開いた――『ムルシエラゴ』屈指の人気キャラ・朽葉怜子が主人公のスピンオフ『ムルシエラゴ BYPRODUCT -アラーニァ-』第1巻も同時発売!! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 13巻

剣豪連続殺人事件の犯人は、宮本玄流の中に宿った天才女性剣士の、姉・宮本玄乃だった。黒湖は玄乃を追い詰めようとするも、彼女の力は想像を大きく超えるものだった…。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 14巻

糾合された吸血は、人か、はたまた獣か――全身の血液がほとんど残っていない死体が遺棄される怪事件が発生。事件の手がかりとなる下水道を捜査する中、鳴海は忽然と姿を消してしまう――黒湖とうららは、事件の手がかりを探そうと鳴海が失踪した排水口に入っていく――一方、下水道の中で目を覚ました鳴海は、そこで多くの女性を見つける。私達は保存食…衝撃的な言葉を聞いた鳴海が対峙したのは…!? そして、下水道の“化け物”とは一体――…!? ※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 15巻

大勢の人々が、四肢をロープで固定されてアドバルーンに吊るされる怪事件が発生。その手口から警察は、10年前に突如姿を消した意識を操る犯罪者「喜劇作家(コメディーライター)」ではないかと推察する。一方、5年ぶりに復活するサーカスの公演後、団員の眼に食事用ナイフを投擲する事件が発生。一見交わりのない二つの事件だが、関係者の記憶が消されている共通点があり…… ※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 16巻

楽しませる事――全てを擲つ紙一重の狂気 大勢の人がアドバルーンに吊るされる、そして大勢の人によって人間橋が作られる、「喜劇作家(コメディーライター)」によると思われる一連の怪事件は、サーカス団の団長・真理男(マリオ)レガシーにその疑惑が浮上する。彼を追い詰める黒湖。一方「喜劇作家」を追い続けてきた元刑事・寺田は、アドバルーン事件が「喜劇作家」の仕業でないと断言する。とすると、犯人は一体…!? THE ENTERTAINER編完結――。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【デジタル版限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 17巻

それは執念か、それは怨念か、はたまた、それは愛念か――歩道橋で男性が滅多突きにされる殺人事件が発生。刺突剣のような凶器から、警察は暴力団同士の抗争で鬼神の如き強さだった、元フェンシング選手の千堂把月をマークする。千堂への捜査をするため、警察は彼の自宅に先回りするが――。一方、出所した柳岡会のヤクザ・鉄 善八は、千代のお供をしている際に千堂と遭遇する。二人には抗争時からの浅からぬ因縁があり――。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※

【デジタル版限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 18巻

柳岡会の鉄 善八に執着する元フェンシング選手・千堂把月は、玄流の中の宮本玄乃とついに対峙する……。魔弾の射手編完結――。さらに、父親を最後に殺害する一家惨殺事件が発生。その犯行は、家族の殺害を父親に見せ続けるという犯人の強い憤りを感じるものであり……。一方、凛子の通う私立まりも學園に転校生・戸隠のえるが転校してくる。凛子とのえるはすぐに仲良くなるが……。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 19巻

父親を最後に殺害する一家惨殺事件の直後に起こった凛子の友達・戸隠のえるの誘拐。連れ去った男は、のえるに自身の子供の名前を付けて執拗な想いを抱く。警察は捜査を急ぎ、男の足取りをたどる中、奇妙な手紙を発見する…。黒湖はその手紙の内容と、子供の部屋にあった作文から、男の行方を二つに絞る――。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 20巻

山奥の温泉旅館に来た黒湖達。その周辺一体は、資産家・山津神家が所有する場所であった。その山津神家では、当主の遺産相続の話し合いが行われようとしていた矢先に、三男が惨殺死体で発見され事態は急変――。唯一の道路は寸断され外界から隔離される中、山津神家の人間たちから囁かれる「アヤコ」という名前…。密閉空間で起こる連続殺人に黒湖は……。そして、節目の第20巻記念として超豪華作家陣によるイラストギャラリーも収録!! ※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 21巻

山奥の温泉旅館の資産家一族が次々と殺害される中、ひな子、千代、鳴海は山の中に群生する薔薇を見つける。匂いの強いこの薔薇は、教団「純潔の薔薇(ヴァージナルローズ)」で育てていたものと同じ匂いであった……。鳴海は、そこで倒れている女性を発見する。女性は「おねえちゃん」と呟き、鳴海達に尋常ではない力を向けてくる…。「山津神家の一族」編、ついに完結――。※こちらの商品には、巻末にebookjapan限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan&LINEマンガ限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 22巻

異郷より訪れしは毒を操る危険な女――…毒を操り「調香師(パフューマー)」と呼ばれる国際指名手配犯・セリーヌ=アルジョンテが極秘で入国した。さらに彼女とともに複数名も入国し、その中には元警視庁の人間も…。彼女たちの目的は不明だが、呼び寄せたのは……? 見えない凶器“毒”が流々家(ルルイエ)に忍び寄る――… ※こちらの商品には、巻末にebookjapan&LINEマンガ限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan&LINEマンガ限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 23巻

漂う甘美な香りは死への誘(いざな)い――“調香師(パフューマー)”セリーヌ=アルジョンテをはじめ、次々と入国する凶悪な国際指名手配犯たち。彼女らを追い、来日したFBI捜査官たちの力を借り、“調香師(パフューマー)”の目的を探る黒湖たちの前に、突然“ノッポ男(ハイタワー)”が襲い掛かる。一方、入国後に姿をくらましていた“調香師(パフューマー)”の手により死んだ人間を蘇生する薬品の実験のためスクランブル交差点で大量殺人事件が発生。事態を知った元警官で連続傷害犯リンドウは自身の目的のために、“調香師(パフューマー)”の目的を語る。赤い髪の女。蠢く協力者の影。そして語られた“トザクラ”とは一体――…。※こちらの商品には、巻末にebookjapan&LINEマンガ限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan&LINEマンガ限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 24巻

その暴力的な福音は生命としての本能かそれとも――。“トザクラ”の手がかりが眠る山津神家の山にたどり着いた調香師<パフューマー>たち。ひな子とアヤコの二人は、黒湖たちと別れ、先行して彼女たちを尾行していたのだが、調香師<パフューマー>の能力によって、その存在に気づかれてしまう。ひな子を逃がすため、ひとり立ち向かうアヤコ。調香師<パフューマー>の毒にやられ、追い詰められていく中 黒湖たちが現れて――。“トザクラ”をめぐる争いは佳境へと動き出す。※こちらの商品には、巻末にebookjapan&LINEマンガ限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※

【ebookjapan&LINEマンガ限定特典付き】MURCIELAGO -ムルシエラゴ- 25巻

ボク達はただ生きていたいだけなのに――。ついに山津神家の山に眠る“トザクラ”の下に辿り着いた調香師(パフューマー)。崩れ行く“トザクラ”を守ろうと体内に“トザクラ”を取り込んだところ異形の姿へと変貌を遂げてしまう。凶悪化する力と意志。強い生存本能に従うようにその敵意は黒湖とひな子へ牙を向く! “トザクラ”を巡る争いは、一つの結末へ――。※こちらの商品には、巻末にebookjapan&LINEマンガ限定描き下ろし特典イラストが収録されています。※