あらすじ太平洋戦争で日本の敗戦を予見した、特別高等警察の権中警視だった鷲津巌は、特高を辞職し、戦争犯罪人としての重刑を免れる。終戦後、鷲津は日本を占領したGHQ相手の高額レート麻雀で資金を積み上げ、経営コンサルタント会社「共生」を設立した。数多くの企業の顧問に収まり、裏社会での地位を築いた鷲津は山奥の村長選に立候補…。