あらすじ警視庁捜査第一課・壇浩輝。普段は品行方正なエリート警察官だが、その裏の顔は、秘密裏に悪人を処刑する殺人警察官だった。妻に執拗なDVを繰り返し、外では不倫。世間を欺く偽りのイクメン。権力を盾に悪を為すパワハラ社長…。これは法で裁けぬ悪人たちに悪で報いる、殺人警察官の断罪の記録。
悪をもって悪を制す的なものって、大体主人公がフリー(フリーっていうのか?)の殺し屋だったりしますが、本作はなんと主人公が警察。 完全、正義の立場なのですが、刑事として事件を追いつつ裏で極悪人を成敗する感じ。 連続殺人犯とか強姦とか、胸糞悪い事件の首謀者を、被害者同様の処罰を受けさせて苦しませながら殺害していきます。 胸がスカッとするというか、ひどすぎてうわぁとなる感じは、新感覚です。主人公も、少し変わった感じがより不気味さを加速させますね。 ただ、2巻最後。 ターゲットが、女性蔑視をしているリーマンだったのですが…。 他と比べるてちょっと小物すぎませんかね…。 不快なのは確かですが、他が残虐な人間だったのに比較すると、ちとパンチが弱いなぁなどと思いました。 次の巻のつなぎかな?