あらすじ息子をぶってしまう度に母のことを思い出す。母のような、子供に手を上げる親にはなるまいと思って生きてきたのに――。夜尿症の治らない息子を見ると、無性にイライラして、気がつくと、昔自分が言われていたようなことを口走っていたりする。私が母に怯えたように、息子が私に怯えていて、このままではいけないと分かっている……でも一体どうしたらいいの?続きを読む