あらすじ

海底へ航路を進める“死の揺りかご”豪華客船『オーシャン・クレイドル号』。死の絶望から生還する勝者は果たして、『愚者』か『強者』か『死者』か…。
魍魎の揺りかご 1巻
『死』への揺らぎに、眠りつくは賢人。駄駄(だだ)を捏(こ)ね、生き場を求めるは愚者。赤子が零(あや)し、魍魎(もうりょう)が笑うこの“檻(かご)”は最早、舵を失った船のように、ただ彷徨うことしかできない──…。
魍魎の揺りかご 2巻
魍魎(もうりょう)が巣食う“揺りかご”に生き場を求めた愚者達は、自らその手を血で染め始める。まるで、さらなる“絶望”を望むかのように──…。
魍魎の揺りかご 3巻
「武力」「知識」「非情」。弱者が足掻き続けるための愚かで浅はかな「希望」…。だが、沈みゆく“監獄”は悉(ことごと)く「絶望」へと変える…。
魍魎の揺りかご 4巻
希望なき『生存』を求める愚者たちはついに、他者を利用し、陥れ、排除を始める。そんな彼らと、船を徘徊する殺人鬼。本当に恐ろしいのは、果たしてどちらなのか──…。
魍魎の揺りかご 5巻
沈みゆく船内で殺し合いを始める愚者。己の知略を以て『生』に執着する強者。策謀に姦計を重ね“揺りかご”の覇者となるは果たしてどの『人間』なのか…?
魍魎の揺りかご 6巻
海底へ航路を進める“死の揺りかご”豪華客船『オーシャン・クレイドル号』。死の絶望から生還する勝者は果たして、『愚者』か『強者』か『死者』か…。
お伽の匣のレト

お伽の匣のレト

血に染まった衣をまとい、大雪の中を彷徨い歩いていた白髪の少年・レト。とあるアイヌの村に保護された彼が持っていたものは、ただふたつ。母親が何者かに殺されたという記憶と、刀身のない古い山刀だけだった──。北国剣戟伝奇浪漫、(ホッコクケンゲキデンキロマン)第1巻!! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
13回目の足跡

13回目の足跡

2018年の千葉県某市で小学校の教員として働く戸河桃弥は家族が大事な普通のお父さん。出来たばかりのマイホームで長男・逢生の退院を妻・小春とお祝いするなど小さくも温かな幸せを噛みしめていた。 だがそんなある日、1通の絵ハガキが彼の元に届けられる。その絵ハガキに書かれた内容が“平凡”だった彼の日常を不穏当なものへと変貌させていく…!!“平凡”な家族が小さな幸せを手にするため、“過去”に立ち向かうヒューマン・サスペンス開演!!「電子書籍限定1P描き下ろしあとがき漫画付き!」
水溜まりに浮かぶ島

水溜まりに浮かぶ島

明神湊(みょうじんみなと)と妹の渚(なぎさ)の幼い兄妹は長く帰宅していない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ある日の放課後、久しぶりに姿を見せた母親は、遊園地へ行こうと切り出す。湊は母の帰宅に安堵するもすぐに、不審な提案・言動を取る母に再び不安を募らせる。母を残し乗り込んだ観覧車に突然雷が落ち戸惑う湊。目の前には妹の渚はなく、知らない女性の死体が。そして、窓に映る自分もしらない「誰か」であった。「僕だけがいない街」三部けい最新コミックス!!
鬼燈の島―ホオズキノシマ―

鬼燈の島―ホオズキノシマ―

家庭に問題のある子供達を引き取る施設『鬼燈学園』。そこには、知ってはならない『秘密』がある――。“登ってはいけない階段”。“書き殴られた悲痛の叫び”。“白いワンピースの少女”。そして“嘘が得意な大人達”。自然豊かで優雅な離島が、虚偽と欺瞞で血に染まる…。
カミヤドリ

カミヤドリ

シティに蔓延する奇病・カミヤドリのため、人々の暮らしは困窮していた。管制局特捜隊のエージェント・「右腕」のジラルドは謎の少女ヴィヴィとともカミヤドリ発症者の直接処理-生体の破壊-にあたる!
神宿りのナギ

神宿りのナギ

奇病カミヤドリとの戦いを続ける人類に新たな戦士が現れた。少年の仕事は確実だが、相棒が事故死するジンクスがあった。「影刻み」の二ツ名で呼ばれる少年ナギは人類の絶望的な戦いに終止符を打つ切り札となるのか?