作品情報著者小林エリコarrow_forward_ios巻数1巻arrow_forward_iosカテゴリ女性マンガarrow_forward_ios出版社スキマarrow_forward_iosレーベルその他arrow_forward_ios年代2010年代arrow_forward_iosジャンルユーモア・ギャグエッセイ
精神病院に入院した経験をもつ著者が、自身のお話を漫画で回想してくれる作品。絵はざっくりしていますが、何より強烈な経験なので、内容にぐいぐい引き込まれてしまいます。 魔法のステッキを持って知らない施設に乗り込むとから、自分のことを北大路魯山人だと思って普通に名乗っていた、などなど。エリコの苦悩よりも、ブラックユーモアがあふれていて、楽しめました。 びっくりすることだらけですが、特に奇をてらう絵でもなく、ギャグに走るでもなく、客観的に描かれているので、かえってその事実のインパクトが際立つ感じです。 やがて生還してきた彼女はひとまわり大きく成長していて、ほっとさせられました。 すごい体験をしたひとが淡々と語る作風がお好きな方や、精神病に関心のある方におすすめです。