あらすじ

正喜が背負う重圧に負けないように、自ら率先して弓の鍛錬を行うさき。一方、八重は上津が倒幕に挙兵することを父親から知らされ、六郎に何かあったときの覚悟をせよと告げられる。その後、六郎は八重に妻になってほしいと伝えるのだが、六郎にもしものことがあったらと考えてしまい、返事をすることができず……。日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品を一部加筆修正し、描き下ろし短話を加え、電子書籍版として配信。
夕茜流転 1巻
鎌倉時代末期―公家政権と武士政権が日本を支配する混沌とした時代に、「悪党」と呼ばれる者たちがいた。数奇な運命により、幼くして両親と死別した正太(しょうた)もまた、己の命、そして愛する者を守るため、時代に争い悪党となった少年である。大切な人のために、どう生きるのか。本当に守るべきものとは何か―。大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語が今始まる!※作家個人で公開していたWeb漫画作品に、描き下ろし短話を収録し、電子書籍版として配信。
夕茜流転 2巻
男に襲われかけ、心に傷を追った八重は、八重のために一定の距離を保ちながら見守る六郎の優しさに、少しずつ心を開き始める。一方、さきへの接し方に悩む正喜(正太の元服名)は、想いとは裏腹にさきを遠ざけ、関係がぎくしゃくしてしまう。相手を想い合うからこそ、互いに身動きがとれない二人だが、そんなある日、さきが拐われたと連絡が入り……。大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品に、描き下ろし短話を収録し、電子書籍版として配信。
夕茜流転 3巻
さきを助けた正喜に向かって刀を振りかざす直泰。その胸中には、今は亡きさきの兄・一太への強い想いがあった。毒が塗られた直泰の刀を受け、動けなくなる正喜を見て取り乱すさきに、直泰はある条件を提示するが……。日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品に、描き下ろし短話を収録し、電子書籍版として配信。
夕茜流転 4巻
正喜と夫婦になる日を間近に控え、守られているだけの自分には何ができるかと悩むさき。一方、水面下ながらも倒幕への動きを読み取り、上津への計り知れない影響を懸念する正喜は、大切なものたちを守ろうとするあまり、緊迫した雰囲気を漂わせるが……。日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品を一部加筆修正し、描き下ろし短話を加え、電子書籍版として配信。
夕茜流転 5巻
正喜が背負う重圧に負けないように、自ら率先して弓の鍛錬を行うさき。一方、八重は上津が倒幕に挙兵することを父親から知らされ、六郎に何かあったときの覚悟をせよと告げられる。その後、六郎は八重に妻になってほしいと伝えるのだが、六郎にもしものことがあったらと考えてしまい、返事をすることができず……。日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品を一部加筆修正し、描き下ろし短話を加え、電子書籍版として配信。
夕茜流転 6巻
味方の死者を一人も出さず、無事上津へ戻った正喜だったが、慢性的な睡眠不足により心身は疲弊しきっていた。そんな正喜を見たさきは、少しでも力になりたい一心で、夜這いを決行することに……!日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品を一部加筆修正し、描き下ろし短話を加え、電子書籍版として配信。
夕茜流転 7巻
鎌倉から新たに数万の大軍勢が都に差し向けられたとの一報を受け、鏑木勢は遂に挙兵へと動き出した。河内への出立の命を受け、張り切る正孝。一方で、正喜には河内で別にやって貰うことがあると少し不思議な依頼を受ける……!日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!※作家個人で公開していたWeb漫画作品を一部加筆修正し、描き下ろし短話を加え、電子書籍版として配信。
夕茜流転 8巻
挙兵から一月と少し。敵に水場がバレ、限界に達した赤坂城から、正成達は脱出を試みる。脱出をする山中、追手から御所様を守るべく、たった二人で敵の全滅を試みる正喜と六郎だったが…。日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!描き下ろし短話を収録した待望の第八巻!
夕茜流転 9巻
密告され、絶体絶命の御所様御一行を助けたのは、伊賀の悪党 坂下直泰。恩賞目当てで加勢した坂下だったが、尊雲との会話の中で、自分たちの進むべき道を見つけるのだった!日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!描き下ろし短話を収録した待望の第九巻!
夕茜流転 10巻
疫神信仰の祭り京都祇園御霊会の準備が着々と進む中、宮様からの命を受けた正喜たちは六波羅屋敷に攻撃を仕掛けた。騒ぎ立つ六波羅屋敷から逃げる正喜たち。身を隠しながら逃げる道中、祭りの行列の先に偶然見つけたのは直泰だった……!日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!描き下ろし短話を収録した待望の第十巻!
夕茜流転 11巻
夏負けで寝込んでいたさきの元に、突如訪れた来客。それは、代官に騙し・奪い取られた年貢を奪い返すための相談だった!日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!描き下ろしオマケ漫画を収録した第十一巻!
夕茜流転 12巻
大塔宮様の奉者の来訪をしらせる鐘を受け、急いで現場に向かた重長と六郎だったが・・・。日本中世、鎌倉時代末期を舞台に描く、大切な人の手をそっと握りしめたくなるような、心温まる珠玉の歴史物語!描き下ろしオマケ漫画も収録した第十二巻!
夕茜流転 13巻
芥川の橋の上に敵を誘い込んだ正喜たちだったが、宇都宮の強弓の力に窮地へと追い込まれる。危機に立たされた正喜は賭けに出るが…。日本中世、鎌倉時代末期を生きる者たちの、珠玉の歴史物語。描き下ろし短編漫画も収録!