あらすじ

出版社に努める男・ロイの誘いにのって、エミヤは教科書出版用のコンピュータを破壊してしまった! コンピュータはグロマン国の支配に都合の良い歴史の教科書を出版している、というのだ。エミヤが犯人であることを知ったピラールは、タチ家に乗り込み、エミヤを自邸に呼びつけるが拒否される。一方エミヤは乞食のような風体をした謎の老人に連れられて、ピラールの手から逃れるべく荒野に逃げる。
プライム・ローズ(1)(少年チャンピオン・コミックス エクストラ)

強国「グロマン国」と、被支配国「ククリット国」。ククリット国の貴族、タチ家の娘エミヤは、グロマン国のピラールに舞踏会の席でダンスを申し込まれたが、一目見て嫌いになった。エミヤは普段はすこしお転婆な、普通の十六歳の女の子。学校へ行って友達と遊び、趣味はスウォードプレイ。タロという彼氏もいる。ところがピラールに出会った日から、その日常が少しずつ崩れ始めた…!タロはククリット人コロニーに連れて行かれ、エミヤは彼を取り戻すためにコロニーに乗り込み、そこの用心棒・タンバラ・ガイと出会う。

プライム・ローズ(2)(少年チャンピオン・コミックス エクストラ)

出版社に努める男・ロイの誘いにのって、エミヤは教科書出版用のコンピュータを破壊してしまった! コンピュータはグロマン国の支配に都合の良い歴史の教科書を出版している、というのだ。エミヤが犯人であることを知ったピラールは、タチ家に乗り込み、エミヤを自邸に呼びつけるが拒否される。一方エミヤは乞食のような風体をした謎の老人に連れられて、ピラールの手から逃れるべく荒野に逃げる。

プライム・ローズ(3)(少年チャンピオン・コミックス エクストラ)

立てこもっていた場所がグロマン国の追っ手に見つかる前に、エミヤとジンバは荒野のさらに奥に逃れ、エミヤはジンバから剣の手ほどきを受ける。河の先に見つかった集落には、カッパのような見かけの人間が住んでいた。彼らの集落で見つかった本には日本語が…! 突如荒野の真ん中に出現したタンバラ・ブンレツという少年は、兄のタンバラ・ガイを探して、ククリット国に乗り込む。

プライム・ローズ(4)(少年チャンピオン・コミックス エクストラ)

グロマン国はククリット国の反乱を鎮圧するために、いずれも手ごわい王子たちをさしむけた。ピラールの兄・キリコはタンバラ・ガイと剣で一戦を交えるが、ガイの「北辰一刀流」の前に敗れ、一時退く。石となってピラールに捕らわれていたエミヤは、タンバラ・ガイに救い出され。王のしるしによって石化から回復する。プライム・ローズと名乗るようになった彼女は、ククリット国の解放のため、彼らと共に戦う決意を固める。