あらすじいつもどこかのトイレにいる幽霊の花子さんは、なぜ地縛霊になったのか?乗客乗員600人が消えた新幹線、殺人の告白が記されたタイムカプセル、「トイレの花子さん」を名乗る幼女…。あらゆる種類のトイレで花子さんが訳ありな人たちと出会い、謎を解き明かし自らの謎に近づく珠玉のハートフルストーリー、下巻。施川ユウキ初小説! 新装版刊行にあたり小説版『ハナコ@ラバトリー』【後編】を書き下ろし収録!
「銀河の死なない子供たち」施川先生×「恋は光」秋★枝先生の豪華タッグによる、次世代トイレのハナコさん【新装版】 旧版を未読だったので、こんなのあるのかぁと思いながら読みました。トイレの花子さんというイメージの固まりきったネタを現代版にアップデートするのがまずうまい。構図も練られていて、引掛けっぽいストーリーで程よく読者を振り回してくれる。楽しい作品でした 新装版で初公開となった施川先生の小説はかなりバイオレンスな表現が多いものの、特有の爽やかな読後感でよかった